比較法・歴史・解釈 --
深町晋也 /編著, 樋口亮介 /編著, 石綿はる美 /編著   -- 日本評論社 -- 2023.6 -- 22cm -- 490p

資料詳細

タイトル 親による子の拐取を巡る総合的研究
副書名 比較法・歴史・解釈
著者名等 深町晋也 /編著, 樋口亮介 /編著, 石綿はる美 /編著  
出版 日本評論社 2023.6
大きさ等 22cm 490p
分類 326.24
件名 誘拐 , 親権
著者紹介 【深町晋也】立教大学法学部教授。主著:『性犯罪規定の比較法研究』(成文堂、2020年〔共編著者:樋口亮介〕)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ドイツ刑法における未成年者の子の奪い合いを巡る議論状況 深町晋也著. オーストリア刑法における未成年者の引離しを巡る議論状況 佐藤陽子著. スイス刑法における未成年の子の奪い合いを巡る議論状況 深町晋也著. イギリスにおける家族による児童の連れ去りに対する処罰のあり方 樋口亮介著. アメリカ合衆国における家族による児童の連れ去りに対する処罰のあり方 佐伯仁志著. カナダ刑法における親による児童の連れ去りに対する処罰のあり方 和田俊憲著. フランス刑法における未成年者の奪い合いを巡る議論状況 佐藤結美著. 親による子どもの連れ去りに関する北欧デンマークの刑事法的対応について 松澤伸著. 台湾における親による児童の連れ去りに対する処罰のあり方 黄士軒著. 我が国における拐取罪の沿革 松原和彦著. 「拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析」に対する民法からのコメント. 1 英国法も参考にしつつ 許末恵著. 「拐取罪を巡る比較法的・沿革的分析」に対する民法からのコメント. 2 大陸法 石綿はる美著. 比較法の地図 樋口亮介著. 親による子の「奪い合い」事案と未成年者拐取罪 和田俊憲〔ほか〕著 松原和彦〔ほか〕著 佐藤陽子〔ほか〕著. 日本法の地層 松原和彦著. 親による未成年の子の奪い合いと拐取罪の成否を巡る諸問題 深町晋也著. 面会交流悪用事案の分析に基づく拐取罪の構造分析 深町晋也著. 「親による未成年の子の奪い合いと拐取罪の成否を巡る諸問題」へのコメント 山口真由著
内容紹介 略取・誘拐罪を巡る比較法的・沿革的な知見の蓄積を通じて、親による子の「奪い合い」と呼ばれる事案に対する刑法的規律のあり方を検討する本。日本がハーグ条約を締結したことが、「奪い合い」事案の刑法的規律にいかなる影響を与えるか改めて考える。
要旨 親による子の拐取という現象に対し、様々に見られる各国の法制度はいかにして成り立っているのか。歴史と比較の観点を踏まえ、解釈の理路を描く。
目次 第1部 拐取罪の比較法・沿革研究(ドイツ刑法における未成年者の子の奪い合いを巡る議論状況;オーストリア刑法における未成年者の引離しを巡る議論状況―両親による子の奪い合い事例を中心に;スイス刑法における未成年の子の奪い合いを巡る議論状況 ほか);第2部 親による子の「奪い合い」事案と未成年者拐取罪(未成年者略取及び誘拐罪の法益について;監護権の重要性―比較法的視座から;自由および身体の安全という各法益について ほか);第3部 日本法の地層分析―積み重なる歴史と解釈(日本法の地層―拐取罪を巡る(裁)判例および学説の各状況の粗描;親による未成年の子の奪い合いと拐取罪の成否を巡る諸問題―日本法の新たな地層;面会交流悪用事案の分析に基づく拐取罪の構造分析―続・日本法の新たな地層 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-535-52498-9   4-535-52498-X
書誌番号 1122058900

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 326.2 一般書 利用可 - 2074732600 iLisvirtual