オラトリオは「聖」か「俗」か --
瀬尾文子 /著   -- 春風社 -- 2023.3 -- 22cm -- 381,41p

資料詳細

タイトル 近代市民社会の信仰と音楽
副書名 オラトリオは「聖」か「俗」か
著者名等 瀬尾文子 /著  
出版 春風社 2023.3
大きさ等 22cm 381,41p
分類 765.2
件名 オラトリオ-歴史 , 宗教音楽
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 国立音楽大学准教授。東京大学大学院人文社会研究科博士課程修了(美学芸術学専攻)。博士(文学)。日本シェリング協会第16回研究奨励賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:教会音楽の世俗化の論理を問う. オラトリオは教会音楽か. オラトリオの物語はいかに表すべきか. キリスト役は歌ってよいか. オラトリオは何を主題とすべきか. 実際の演奏の場の宗教性. メンデルスゾーン《エリヤ》のドラマ・トゥルギー. 宗教性と娯楽性を両立させるドラマチック・オラトリオ
要旨 19世紀ドイツの市民社会において、オラトリオという「教会と歌劇場の間」で揺れ動くジャンルは、どのように変容したのか。メンデルスゾーン作“エリヤ”の楽曲分析などをもとに、宗教的な題材の芸術化、また、それを演奏するということについて一考を促す刺激的著作。
目次 序 教会音楽の世俗化の論理を問う;第1部 オラトリオの言説をめぐる考察(オラトリオは教会音楽か―一九世紀におけるジャンル概念の拡大;オラトリオの物語はいかに表すべきか―オラトリオ論における詩の形式の議論;キリスト役は歌ってよいか―聖なる存在の具象化の問題;オラトリオは何を主題とすべきか―崇高の表現への挑戦);第2部 オラトリオの実践をめぐる考察(実際の演奏の場の宗教性―ニーダーライン音楽祭の場合;メンデルスゾーン“エリヤ”のドラマ・トゥルギー―独自のエンターテインメント性の追求);結語―宗教性と娯楽性を両立させるドラマチック・オラトリオ
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-838-9   4-86110-838-1
書誌番号 1122060469
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122060469

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