戦後日本の「礎」を築いた経済人 --
福井保明 /著   -- 財界研究所 -- 2023.6 -- 20cm -- 195p

資料詳細

タイトル 不屈のリーダー・小林中の一生
副書名 戦後日本の「礎」を築いた経済人
著者名等 福井保明 /著  
出版 財界研究所 2023.6
大きさ等 20cm 195p
分類 289.1
個人件名 小林 中(1899-1981)
注記 文献あり
著者紹介 1952年兵庫県生まれ。76年京都大学経済学部卒業後、野村證券入社。野村證券取締役などを経て、野村不動産投資顧問社長を最後に定年退職。著書に『事を成すには、狂であれ――野村證券創業者 野村徳七その生涯』(プレジデント社)などがある。東京都在住。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 戦後日本の「礎」を築いた経済人である小林中の一生をもとにした小説。富国生命を拠点に日本開発銀行総裁、アラビア石油社長、日本航空会長などを歴任し、財界の世話役、相談役として活躍した男の一生を描く。
目次 第1章 根津嘉一郎と富国生命(自らの事績を表に出さなかった小林中;自由気侭に生きた若き日の姿;日銀の局長に毅然として直言;根津嘉一郎と小林中の間にあった信頼関係);第2章 帝人事件(金融恐慌に端を発した「帝人事件」;検察が作った、事件の「筋書き」;検事の取り調べで丁々発止のやり取り;供述否定、そして現場検証で昏倒;帝人事件その後、幻に終わった東武鉄道、東急電鉄統合を提案;五島慶太との交渉、そして根津嘉一郎の急逝);第3章 宮島清次郎(犬養毅、片山潜との“縁”;別子銅山で「現場」に入り込む;養父が経営する紡績会社で資金繰りに奮闘;日清紡社長に転身、労働争議に体を張る;経営改革を実行、グローバル企業に道筋);第4章 戦後へ(陣頭指揮をとって新時代に対応;難局乗り切りへ、請われて東急電鉄社長に;労働組合と対峙、圧力を受けても一歩も引かず;午前中は富国生命、午後は東急電鉄;五島慶太の画策に辞任を決意;直言フタタ浴び、大蔵大臣に正論をぶつける);第5章 日本の道筋(根津家の相続問題で池田勇人と出会う;吉田茂と宮島清次郎の国家観;「バカヤロー解散」後の選挙資金確保に奔走;日本開発銀行総裁就任、重厚長大産業を育成;「お前に辞表を出したい」、池田勇人との絆;「天下の浪人」として国の道筋を描く;「財界四天王」、」「影の総理」と呼ばれて;小林中の評価;根津美術館理事長兼館長・武蔵学園理事長;根津公一氏に聞く)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87932-155-8   4-87932-155-9
書誌番号 1122060930

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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