未完の芸術革命 -- ちくま学芸文庫 --
水野忠夫 /著   -- 筑摩書房 -- 2023.6 -- 15cm -- 416p

資料詳細

タイトル ロシア・アヴァンギャルド
副書名 未完の芸術革命
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 水野忠夫 /著  
出版 筑摩書房 2023.6
大きさ等 15cm 416p
分類 702.38
件名 アバンギャルド(芸術)-ロシア-歴史-ソビエト連邦時代
注記 Parco出版 1985年刊の再刊
注記 文献あり 年表あり 索引あり
内容紹介 既存の価値観に対する攻撃とともに、ロシアでは20世紀初頭に産み落とされた前衛芸術。しかしそれはやがて、スターリン体制から「形式主義」として批判され、芸術の論理によらず抹殺されてゆく。激しい時代を生きた芸術家たちの活動に光をあてた1冊。
要旨 既存の価値観に対する攻撃とともに、ロシアでは20世紀初頭に産み落とされた前衛芸術。1917年の社会主義革命に先行したその活動は、芸術革命に呼応するものとして政治革命に同調し、昂揚する民衆のエネルギーに支えられて、芸術運動を展開してゆく。これがロシア・アヴァンギャルドと呼ばれる運動である。しかしそれはやがて、スターリン体制から「形式主義」として批判され、芸術の論理によらず粛清され抹殺されてゆく。マヤコフスキー、マレーヴィチ、メイエルホリドなど、激しい時代を生きた芸術家たちの活動に光をあて、その再評価の嚆矢となった20世紀美術史の名著。
目次 1 “革命”まで―ロシア未来主義とフォルマリズムの成立(ロシア未来主義の出発;立体未来派グループの登場;「絵画そのもの」の探求へ;詩的言語と絵画の冒険;“モスクワ言語学サークル”と“オポヤズ”;方法としての芸術);2 十月革命と芸術(ロシアの赤い宴);3 “革命”以後―レフは何を目指したか(「レフ」のプログラム;「生産主義者」の理論;十月革命後の“オポヤズ”;“レフ”の実践);4 “革命”と“芸術”の死―メイエルホリドと演劇の十月(演劇の十月;ビオメハニカ;メイエルホリド劇場の命運);5 結び(未完の芸術革命)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-51189-8   4-480-51189-X
書誌番号 1122060949

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 702.3 一般書 利用可 - 2074742613 iLisvirtual