自治体DXと「新しい資本主義」の虚妄 --
岡田知弘 /著, 中山徹 /著, 本多滝夫 /著, 平岡和久 /著   -- 自治体研究社 -- 2023.5 -- 21cm -- 171p

資料詳細

タイトル デジタル化と地方自治
副書名 自治体DXと「新しい資本主義」の虚妄
著者名等 岡田知弘 /著, 中山徹 /著, 本多滝夫 /著, 平岡和久 /著  
出版 自治体研究社 2023.5
大きさ等 21cm 171p
分類 318.5
件名 行政情報化-日本
著者紹介 【岡田知弘】京都橘大学教授、京都大学名誉教授。専門は地域経済学。著書等『わたしたちの地方自治―主権者のための自治体を求めて―』自治体研究社、2022年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:岸田政権の「新しい資本主義」論と経済安全保障・DX 岡田知弘著. デジタル田園都市国家構想の概要と問題点 中山徹著. デジタル社会と自治体 本多滝夫著. デジタル化予算と国家財政、自治体財政 平岡和久著
内容紹介 2017年度から21年度までの5年間に、マイナンバー(カード)の紛失・漏洩事案は5万6000件を超えた。個人情報の漏洩、市民に見えないブラックボックスの頻出など、地方自治に投げかけるデジタル化の闇は深い。その実態をつぶさに検証する。
要旨 2017年度から21年度までの5年間に、マイナンバー(カード)の紛失・漏洩事案は5万6000件を超えた。個人情報の漏洩は人権侵害問題に直結。地域活性化の手段とされる「デジタル田園都市国家構想」は市民を置き去りにして、企業中心の事業へと展開する。こうして、地方行政のデジタル化はデジタル集権制の性格を強め、地方自治の基盤を揺るがす危険性に満ちている。
目次 第1章 岸田政権の「新しい資本主義」論と経済安全保障・DX(岸田政権の誕生と「新しい資本主義」論―その批判的検証;「新しい資本主義」の一環としての経済安全保障政策とは何か;経済安保下のデジタル化の矛盾と問題);第2章 デジタル田園都市国家構想の概要と問題点(新しい資本主義とデジタル田園都市国家構想;デジタル田園都市国家構想とは;地方創生をどう評価すべきか;スーパーシティとデジタル田園健康特区;デジタル田園都市国家構想交付金の状況概要;デジタル田園都市国家構想の目的;デジタル田園都市国家構想がもたらすこと;情報技術の発展を地域で活かす前提);第3章 デジタル社会と自治体(デジタル社会とは;国・自治体のプラットフォーム化;マイナンバーカードの普及促進;データ連携基盤の構築;自治体の個人情報保護制度の見直し;データ駆動型社会の自治体像);第4章 デジタル化予算と国家財政、自治体財政(政府のデジタル化関連予算を読む;自治体・地域社会デジタル化と政府の財政措置;自治体のデジタル化関連予算と取組み事例をみる;行政デジタル化と財政の問題点、課題);あとがき―情報技術の活用を市民本位に進める自治体の構造
ISBN(13)、ISBN 978-4-88037-754-4   4-88037-754-6
書誌番号 1122061119
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122061119

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 318.5 一般書 貸出中 - 2075233704 iLisvirtual