学術選書 --
秋富克哉 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2023.6 -- 19cm -- 243p

資料詳細

タイトル ハイデッガーとギリシア悲劇
シリーズ名 学術選書
著者名等 秋富克哉 /著  
出版 京都大学学術出版会 2023.6
大きさ等 19cm 243p
分類 134.96
件名 ギリシア戯曲 , 悲劇
個人件名 ハイデッガー,マルティン
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1962年、山口県生まれ。1991年、京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学。現在、京都工芸繊維大学教授。哲学専攻。京都大学博士(文学)。著書は『芸術と技術 ハイデッガーの問い』(創文社、2005年)など、共訳書は『ハイデッガー全集第50巻 ニーチェの形而上学/哲学入門』(創文社、2000年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:歴史、運命、悲劇. アイスキュロス解釈. ソポクレス解釈. 1 オイディプス王. ソポクレス解釈. 2 アンティゴネ. ディオニュソスをめぐって. ニーチェにおける「悲劇」. 存在の問いと「悲劇」
内容紹介 ハイデッガーのギリシア悲劇論という、従来ほとんど取り上げられていない主題を論じた1冊。主著『存在と時間』における背景から、近年注目の「黒いノート」までをもとにこの主題に接近し、ギリシア悲劇が有する哲学的、今日的意義を問う。
要旨 哲学者のギリシア悲劇論と言えば、アリストテレス、ニーチェのものが知られているが、本書は、ハイデッガーのギリシア悲劇論という、従来ほとんど取り上げられていない主題を論じる。主著『存在と時間』における背景から、講義録や覚書き、さらに近年注目の「黒表紙のノート」までをもとにこの主題に接近し、ハイデッガーの思索の道程を解明するとともに、ギリシア悲劇が有する哲学的、今日的意義を問う。
目次 序 問題の所在―なぜギリシア悲劇なのか;第1章 歴史、運命、悲劇;第2章 アイスキュロス解釈―『縛られたプロメテウス』;第3章 ソポクレス解釈(1)『オイディプス王』;第4章 ソポクレス解釈(2)『アンティゴネ』;第5章 ディオニュソスをめぐって;第6章 ニーチェにおける「悲劇」;第7章 存在の問いと「悲劇」―歴史的運命としてのニヒリズム;結 問題の射程―改めて、今なぜギリシア悲劇なのか
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0477-5   4-8140-0477-X
書誌番号 1122061140
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122061140

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