エリートと最高学府の変容 -- 光文社新書 --
中村正史 /著   -- 光文社 -- 2023.6 -- 18cm -- 206p

資料詳細

タイトル 東大生のジレンマ
副書名 エリートと最高学府の変容
シリーズ名 光文社新書
著者名等 中村正史 /著  
出版 光文社 2023.6
大きさ等 18cm 206p
分類 377.9
件名 学生 , 東京大学
著者紹介 1958年生まれ、大分県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。毎日新聞社を経て朝日新聞社に入社。毎日新聞記者時代から長年にわたって教育・大学問題に携わる。’20年4月から朝日新聞社教育コーディネーター、教育情報紙「朝日新聞EduA」アドバイザー。’23年4月から「朝日新聞Think キャンパス」の総合監修者も務める。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 東大と東大生の激変と、その背後で進行する社会の変容を、現場の声をもとに多角的に分析。休学・起業の当事者である東大生や卒業生はもちろん、変化する東大の実情をよく知る教授陣へのインタビューも収録。
要旨 東大と東大生が転換期を迎えている。花形だった官僚志望は激減。就職先としても、外資系コンサルやITが人気を集める。加えて目を引くのが、この10年で倍増した休学者と、起業する卒業生の急増だろう。定型化された「エリート」志向に疑問を抱く東大生たちは、進んでそのレールから外れるようになっている。周囲や社会の期待を背負うからこそのジレンマ。その苦悩に目を向けることで、「失われた30年」来の日本社会に通底する不調の構造も見えてくる。休学・起業の当事者である東大生や卒業生はもちろん、実情をよく知る教授陣へのインタビューも収録。東大の激変と、その背後で進行する社会の変容を、現場の声をもとに多角的に分析する。
目次 序章 変わる東大生(「大企業に行きたいとは思わなかった」―新卒・鈴木大雅さんの場合;「自分の創造性で人をハッピーにしたい」―キャディCEO・加藤勇志郎さんの場合 ほか);第1章 休学する東大生(1年休学して漁村へ、「人間が変わった」と言われる体験味わう―岩永淳志さんの場合;「今までとは違い、自分の意志で動いてみたかった」―佐藤美乃梨さんの場合 ほか);第2章 起業する東大生(人間を超える言語AIを日本語に特化―ELYZA・曽根岡侑也さんの場合;大学3年で起業、挫折を経て東証グロース上場―アイデミー・石川聡彦さんの場合 ほか);第3章 東大生のジレンマ(渡辺努(経済学研究科教授、株式会社ナウキャスト創業者)―変わる東大生の意識、課題は親の昔流の価値観;松尾豊(工学系研究科教授、日本ディープラーニング協会理事長)―優秀な学生ほど起業する世界標準に近づいてきた ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-04667-5   4-334-04667-3
書誌番号 1122061393
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122061393

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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