シリーズ戦争学入門 --
中西久枝 /著   -- 創元社 -- 2023.6 -- 19cm -- 238p

資料詳細

タイトル イスラーム世界と平和
シリーズ名 シリーズ戦争学入門
著者名等 中西久枝 /著  
出版 創元社 2023.6
大きさ等 19cm 238p
分類 319.27
件名 イスラム圏-外国関係 , 中近東問題
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【中西久枝】同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)博士号(Ph.D.in History)取得。名古屋大学大学院国際開発研究科教授等を経て、2010年から現職。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 平和学の立場から、中東・イスラーム世界における紛争・戦争の背景と経緯、その特徴を客観的に考察。争いが起こるのはイスラームの原理ゆえなのか、別の要因があるのか。「必要悪」としての戦争と平和の関係性、その揺らぎを描く。
要旨 戦争と平和は表裏一体である。したがって、戦争の研究には軍事的観点以外からのアプローチもまた必要である。本書では平和学の立場から、中東・イスラーム世界における紛争・戦争の背景と経緯、その特徴を客観的に考察する。争いが起こるのはイスラームの原理ゆえなのか、別の要因があるのか。「必要悪」としての戦争と平和の関係性、その揺らぎを描く。
目次 第1章 イスラーム世界の人びとは何と戦っているのか(中東・イスラーム世界の戦争と紛争;紛争の火種と長期化;人道支援の現在と未来;中東諸国の人道支援と難民受け入れの実態―トルコの例);第2章 中東の核問題―アラブ諸国とイラン(通常兵器か核兵器か―オルターナティブなアプローチとしてのソフトパワー、戦略能力;中東・イスラーム世界の地政学―一九七九年イラン革命後から二〇〇一年九・一一事件まで;イランの核開発問題;核合意の意義と限界;トランプ政権誕生後のアメリカ・イラン関係とイランの核開発の進展;今後のイランの核問題);第3章 イスラームとジェンダー平等―平和な社会への希求(女性兵士とイスラーム;イスラームとヘジャブ(男女分離);イスラーム法と女性の権利;シャリーアによる支配か、慣習法か);第4章 中東の民主化、経済発展とグローバル経済(中東の多様性とGCC諸国の特殊性;石油・ガス依存経済からの脱却は可能か;GCC以外のアラブ諸国―民主化と経済発展は両立するか;中国経済に傾斜する中東の大国);第5章 新しい戦争の時代を生きる(武力行使とは何か―二〇世紀から二一世紀への変化;ハイブリッド戦争時代に生きる;ロシアのウクライナへの軍事侵攻とその影響)
ISBN(13)、ISBN 978-4-422-30085-6   4-422-30085-7
書誌番号 1122061692
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122061692

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