岩波現代文庫 -- 学術
赤坂憲雄 /著   -- 岩波書店 -- 2023.6 -- 15cm -- 378p

資料詳細

タイトル 東北学/忘れられた東北
シリーズ名 岩波現代文庫 学術
著者名等 赤坂憲雄 /著  
出版 岩波書店 2023.6
大きさ等 15cm 378p
分類 291.2
件名 東北地方
注記 講談社学術文庫 2009年刊に追加
内容 内容:東北学/忘れられた東北. 幻像としての常民. 山師の子どもはやがて、山に還る. 巫女になった夜に. 樹をあるく旅から. 旅と聞き書き、そして東北学
内容紹介 柳田国男の限界を乗りこえ、「ひとつの日本」という呪縛をほどく手がかりをえるために、1992年より東北の地を拠点としてはじまった野辺歩き。その驚きと喜びに満ちた紀行、考察にして、「東北学」という方法のマニフェストともなった著作の増補決定版。
要旨 「弧状なす列島の歴史を、たったひとつの物差しで裁断できると無邪気に信じられた時代に、訣れを告げなければならない」―柳田国男の限界を乗り越え、「ひとつの日本」という呪縛をほどく手がかりをえるために、一九九二年より東北の地を拠点としてはじまった野辺歩き。驚きと喜びに満ちた旅から「いくつもの東北」が姿を現し、日本文化像の転換を迫る。「東北学」を掲げ画期をなした著作の、増補決定版。
目次 プロローグ 東北へ/東北から;歴史を笑え、と幼い詩人に祖父は教えた;サイの河原に、早池峰を仰ぐ児らがいた;ナマハゲの鬼は男鹿の山から来た、という;日時計の向こうに、縄文の夕陽が沈んだ;大同二年に、窟の奥で悪路王は死んだ;その晩、鮭の大助は月光川をのぼる;山に生かされた者らよ、と石の環が囁く;鉱山で、山の神の代官たちが福音を説いた;ネブタ囃しに、遠く異族の血が燃えて騒ぐ;不意に、埋もれた記憶が黄昏の底に甦る;北からの呼び声に、いま岩谷の扉が開かれる;箕を携えた姫が、大同の庭に降り立った;さらば芭蕉、と囁きかける川風を聴いた;雪の野づらに、木地屋の夢が紡がれる;たちのぼる煙の下に、山の人生が転がっていた;なめとこ山の夜、熊たちの祭りがはじまる;断章 呟きの声、とりあえずの終わりに;エピローグ あすの東北学のために;増補1 幻像としての常民;増補2 山師の子どもはやがて、山に還る;増補3 巫女になった夜に;増補4 樹をあるく旅から―タブの杜を訪ねて;増補5 旅と聞き書き、そして東北学
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-600468-2   4-00-600468-0
書誌番号 1122062932
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122062932

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 291.2 一般書 利用可 - 2075052513 iLisvirtual
磯子 公開 Map 文庫本 291.2 一般書 利用可 - 2075052521 iLisvirtual