ヒトだけを見れば済む時代の終焉 --
前田幸男 /著   -- 青土社 -- 2023.6 -- 19cm -- 347,5p

資料詳細

タイトル 「人新世」の惑星政治学
副書名 ヒトだけを見れば済む時代の終焉
著者名等 前田幸男 /著  
出版 青土社 2023.6
大きさ等 19cm 347,5p
分類 319.04
件名 国際政治 , 環境問題
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1974年神戸市生まれ。創価大学法学部教授。専門は政治学・国際関係論、平和学。創価大学文学部卒業後、2010年に国際基督教大学で博士(学術)号取得。大阪経済法科大学法学部准教授などを経て、現職。著書に『批判的安全保障論――アプローチとイシューを理解する』(共編著、法律文化社、2022年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「人新世」の政治的リアリズム. 惑星政治とは何か. 国際政治学はマテリアル・ターンの真意を受けとめられるか?. 領土と主権に関する政治理論上の一考察. 石油から見る惑星限界の系譜学. 構造的暴力論から「緩慢な暴力」論へ. ノン・ヒューマンとのデモクラシー序説. 脱人間中心のガイア政治. 人新世のアナーキカル・ソサイエティ. ノン・ヒューマン〈と〉の平和とは何か
内容紹介 「自然」が受動的な対象物だという前提を置かず、ノン・ヒューマンをある種の行為主体だと捉え、地球を「環境問題」の客体として括り、他のイシューの脇に置くことに警鐘をならす1冊。ノン・ヒューマンにヒトと同等レベルの主体性を設定して語ることに挑む。
要旨 超マクロから超ミクロまで、気鋭の政治学者による、異彩を放つ新しい政治学の誕生。
目次 序章 「人新世」の政治的リアリズム―惑星思考の鍵を握る人智圏と感受性;第1部 「人新世」の惑星政治学(惑星政治とは何か―人新世時代の脱人間中心主義に向けて;国際政治学はマテリアル・ターンの真意を受けとめられるか?―多重終焉の黄昏の中で;領土と主権に関する政治理論上の一考察―暴力、人民、国連をめぐるアポリアに抗して;石油から見る惑星限界の系譜学―ヒトとモノによる世界秩序);第2部 ノン・ヒューマンと共に生きる―生命の序列化を超えて(構造的暴力論から「緩慢な暴力」論へ―惑星平和学に向けた時空認識の刷新に向けて;ノン・ヒューマンとのデモクラシー序説―ヒトの声だけを拾えば済む時代の終焉へ;脱人間中心のガイア政治―リスクとしての人間とポストSDGsへ;人新世のアナーキカル・ソサイエティ―ノン・ヒューマンとの戦争論として読み解く「持続可能な開発目標」;ノン・ヒューマン(と)の平和とは何か―近代法体系の内破と新たな法体系の生成へ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7561-3   4-7917-7561-9
書誌番号 1122062966
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122062966

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