斉藤章佳 /著   -- 亜紀書房 -- 2023.7 -- 19cm -- 195p

資料詳細

タイトル 男尊女卑依存症社会
著者名等 斉藤章佳 /著  
出版 亜紀書房 2023.7
大きさ等 19cm 195p
分類 493.743
件名 依存 , 女性問題-日本
著者紹介 精神保健福祉士・社会福祉士。大船榎本クリニック精神保健福祉部長。1979年生まれ。大学卒業後、アジア最大規模と言われる依存症回復施設の榎本クリニックでソーシャルワーカーとして、さまざまな依存症問題に携わる。専門は加害者臨床で、現在までに2500人以上の性犯罪者の治療に携わる。著書に『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本を蝕む依存症の問題は、男尊女卑による社会の歪みを正さなければ解決しない。アルコール依存症、痴漢、DVなど、多くの依存症を横断的に見てきた著者が、現代日本の病理を斬り、人と社会の新しいあり方について考える。
要旨 ジェンダー・ギャップ指数を見るまでもなく、日本は男性優位の国である。夫婦別姓も叶わず、男女の賃金格差も世界ワースト2。わたしたちは性別役割分業―つまりは「男尊女卑」の考え方にどっぷりと浸かっている。その社会を勝ち抜こうと男たちはワーカホリックになるまで働いて、ストレスからアルコールや薬物で気分をあげ、満員電車では痴漢や盗撮にはまる。日本を蝕む依存症の問題は、男尊女卑による社会の歪みを正さなければ解決しない。アルコール依存症、痴漢、万引き依存症、盗撮、DVなど、多くの依存症を横断的に見てきた著者が、現代日本の病理を斬り、人と社会の新しいあり方について考える。
目次 1章 日本は男尊女卑依存症社会である(男性優位の社会構造;らしさの価値観をインストールされる ほか);2章 男尊女卑社会とワーカホリック(ワーカホリックはさまざまな依存症のトリガーに;仕事と飲酒 ほか);3章 ワーカホリックと性別役割分業(男性に履かされた下駄の重さ;いまだにつづく男は仕事、女は家庭に ほか);4章 「男らしさの病」と男尊女卑依存症社会への処方箋(シラフで生きること;感情をみつめる ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7505-1797-1   4-7505-1797-6
書誌番号 1122063648

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