河出新書 --
友田健太郎 /著   -- 河出書房新社 -- 2023.6 -- 18cm -- 342p

資料詳細

タイトル 自称詞〈僕〉の歴史
シリーズ名 河出新書
著者名等 友田健太郎 /著  
出版 河出書房新社 2023.6
大きさ等 18cm 342p
分類 815.3
件名 日本語-代名詞
著者紹介 1967年生まれ、静岡県生まれ。福井県に育つ。歴史研究者。日本語教師。放送大学修士(日本政治思想史)。1991年、東京大学法学部卒業。新聞社勤務後、ニューヨーク州立大学バッファロー校にて経済学修士号を取得。訳書にルーク・S・ロバーツ『泰平を演じる――徳川期日本の政治空間と「公然の秘密」』(岩波書店)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 明治以降、〈僕〉という一人称はなぜ男性だけに普及したのか。幕末の志士・吉田松陰の書簡から村上春樹の小説まで、自称詞に込められた意味を読み解き、現代の日本社会が抱える問題を浮き彫りにする。
要旨 明治以降、なぜ日本語“僕”は、男性だけに普及したのか?幕末の志士・吉田松陰の書簡から村上春樹の最新長編まで、自称詞に込められた意味を読み解く。
目次 第1章 “僕”という問題;第2章 “僕”の来歴―古代から江戸時代後期まで;第3章 “僕”、連帯を呼びかける―吉田松陰の自称詞と志士活動;第4章 “僕”たちの明治維新―松陰の弟子たちの友情と死;第5章 “僕”の変貌―「エリートの自称詞」から「自由な個人」へ;終章 女性と“僕”―自由を求めて
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-63167-7   4-309-63167-3
書誌番号 1122064322
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122064322

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