ミラーテストと「自己認知」の歴史 --
カーチャ・グンター /著, 飯嶋貴子 /訳   -- 青土社 -- 2023.7 -- 19cm -- 380,11p

資料詳細

タイトル 鏡のなかの自己
副書名 ミラーテストと「自己認知」の歴史
著者名等 カーチャ・グンター /著, 飯嶋貴子 /訳  
出版 青土社 2023.7
大きさ等 19cm 380,11p
分類 141.93
件名 自我 , 認知心理学 ,
注記 原タイトル:THE MIRROR AND THE MIND
注記 索引あり
著者紹介 【カーチャ・グンター】プリンストン大学教授(科学史)。著書にLocalization and Its Discontents、A Genealogy of Psychoanalysis and the Neuro Disciplinesがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 心と脳の両学問の歴史の中で使用されてきた鏡に着目し、自己認知の問題を多方面から探求した本。鏡がなぜ幅広い研究者の心を魅了してきたのか、心の科学やさまざまな疾患の治療法の発展を鏡がどのように促してきたかなどを検証する。
要旨 鏡像自己認知テストから鏡像段階、ミラーニューロンまで。18世紀後半以降、人間を人間たらしめるものは何かという疑問に答えるため、精神医学・発達心理学・サイバネティックス・文化人類学・神経科学を専門とする研究者たちは人間、動物、そしてロボットまでを鏡の前に立たせ、自己認識について探ろうとしてきた。それらの研究は人間の独自性を解明することができたのだろうか。知られざる自己認知の歴史を、気鋭の科学史家が描く。
目次 はじめに 逍遙しながらの実践;第1部 自己同定(鏡に映る我が子―鏡像自己認知テストの出現;突然ではなく、だんだんと―児童心理学、ジェンダー、鏡のあいまいさ;踊るロボット―グレイ・ウォルターのサイネティックミラー;サルと鏡と私―ゴードン・ギャラップと自己認知の研究);第2部 誤認(実現しなかったミラーテスト―ラカン、自我、象徴的なもの;ニューギニアには鏡がない―エドマンド・カーペンターと「部族民」問題;身体イメージの疾患とあいまいな鏡;不完全な反射―ミラーニューロン、感情、そして認知);おわりに 実験の失敗
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7565-1   4-7917-7565-1
書誌番号 1122064371
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122064371

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