奇想天外の本棚 --
カーター・ディクスン /著, 白須清美 /訳   -- 国書刊行会 -- 2023.6 -- 19cm -- 333p

資料詳細

タイトル 五つの箱の死
シリーズ名 奇想天外の本棚
著者名等 カーター・ディクスン /著, 白須清美 /訳  
出版 国書刊行会 2023.6
大きさ等 19cm 333p
分類 933.7
注記 原タイトル:Death in Five Boxes
著者紹介 【カーター・ディクスン】1906-1977。本名ジョン・ディクスン・カー。パズラー黄金時代を代表する作家のひとり。アメリカ合衆国のペンシルベニア州に生まれる。1930年、カー名義の『夜歩く』でデビュー。代表作に、「密室講義」でも知られる『三つの棺』(35)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 深夜一時、サンダース医師は街灯のそばに若い女性が立っているのに気づく。女性は、サンダースに目の前の建物の4階の部屋に一緒に行ってほしいと頼む。請われるまま建物に入ったサンダースが目にしたのは、食卓を囲んで座る物いわぬ4人の人間であった…。
要旨 深夜一時、ジョン・サンダース医師は研究室を閉めた。今週中に、ある毒殺事件のための報告書を提出しなければならず、遅くまで顕微鏡を覗いていたのだ。頭をすっきりさせて帰ろうと、小雨の降りはじめた道を歩いていたサンダースは、十八世紀風の赤煉瓦造りの家のすぐ外に立つ街灯のそばに一人の若い女性がたたずみ、自分のことを見ているのに気づいた。ガス灯に照らされ、ただならぬ雰囲気を漂わせた女性は、サンダースを呼び止め、この建物の窓に明かりが灯った部屋に一緒に行ってほしいと懇願する。この女性に請われるまま、建物に入り、部屋に足を踏み入れたサンダースが目にしたのは、細長い食卓の周りを物いわぬまま囲み、蝋人形か剥製のように座った四人の人間であった。いずれも麻酔性毒物を飲んでいる症状が見られ、そのうちの三人にはまだ息はあったが、この部屋の住人であるフェリックス・ヘイは細身の刃で背中から刺されてすでに事切れていた。そして奇妙なことに、息のある三人のポケットやハンドバッグには、四つの時計、目覚まし時計のベルの仕掛け、凸レンズ、生石灰と燐の瓶などの品々が入っていた。事件の捜査を開始したロンドン警視庁のハンフリー・マスターズ首席警部は、奇妙な事件の解明のため、ヘンリー・メリヴェール卿を呼び寄せる。
ISBN(13)、ISBN 978-4-336-07408-9   4-336-07408-9
書誌番号 1122064608

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 933/テ 一般書 利用可 - 2074821726 iLisvirtual