シリーズ環境社会学講座 --
茅野恒秀 /編, 青木聡子 /編   -- 新泉社 -- 2023.7 -- 19cm -- 276,16p

資料詳細

タイトル 地域社会はエネルギーとどう向き合ってきたのか
シリーズ名 シリーズ環境社会学講座
著者名等 茅野恒秀 /編, 青木聡子 /編  
出版 新泉社 2023.7
大きさ等 19cm 276,16p
分類 361.7
件名 環境社会学 , エネルギー
注記 文献あり
著者紹介 【茅野恒秀】信州大学人文学部准教授。主要業績:『環境問題の社会学―環境制御システムの理論と応用』(湯浅洋一と共編著、東信堂、2020年)、『環境政策と環境運動の社会学―自然保護問題における解決過程および政策課題設定メカニズムの中範囲理論』(ハーベスト社、2014年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:環境社会学の視点からどのようにエネルギー問題をとらえることができるのか 茅野恒秀著. 薪炭利用の変遷とエネルギーの由来の不可視化 山本信次著. 石炭産業の盛衰と地域社会 中澤秀雄著. 大規模ダム開発と地域社会 浜本篤史著. 「原子力半島」はいかにして形成されたか 茅野恒秀著. 原子力施設の立地点における生活の場の再創造 山室敦嗣著. 原発に抗う人びと 青木聡子著. 反・脱原発の市民運動によるオルタナティブの創出 西城戸誠著. 地域分散型再生可能エネルギーの進展とその障壁 古屋将太著. 地域社会から見た風力発電事業の課題と社会的受容 本巣芽美著. エネルギー転換を可能にする社会イノベーション 丸山康司著. これからのエネルギー転換に向けて 青木聡子著
内容紹介 近代以降の燃料革命はエネルギーの由来を不可視化し、消費地と供給地の関係に圧倒的な不均衡をもたらし、農山村の社会と自然環境を疲弊させてきた。巨大開発に直面した地域の過去・現在・未来を見つめ、公正なエネルギーへの転換を構想する。
要旨 エネルギーのあり方を問い直し、これからの社会のあり方を考える。近代以降の燃料革命はエネルギーの由来を不可視化し、消費地と供給地の関係に圧倒的な不均衡をもたらし、農山村の社会と自然環境を疲弊させてきた。巨大開発に直面した地域の過去・現在・未来を見つめ、公正なエネルギーへの転換を構想する。
目次 序章 環境社会学の視点からどのようにエネルギー問題をとらえることができるのか;1 エネルギーの近代化と地域社会の変貌―「中央」と「地方」(薪炭利用の変遷とエネルギーの由来の不可視化―農山村と都市の関係の変容;石炭産業の盛衰と地域社会―さわれる資源としての石炭;大規模ダム開発と地域社会―庄川流域における水力発電事業と住民の摩擦を中心として);2 原子力の台頭と地域社会の葛藤―生活の場からの問いかけ(「原子力半島」はいかにして形成されたか―下北半島・六ヶ所村の地域開発史と現在;原子力施設の立地点における生活の場の再創造―茨城県東海村の事例から;原発に抗う人びと―芦浜原発反対運動にみる住民の闘いと市民の支援);3 これからのエネルギー転換と地域社会―世代内・世代間の公正の実現(反・脱原発の市民運動によるオルタナティブの創出―生活クラブ生協の実践を事例として;地域分散型再生可能エネルギーの進展とその障壁;地域社会から見た風力発電事業の課題と社会的受容―地域と風力発電の共生に向けて;エネルギー転換を可能にする社会イノベーション);終章 これからのエネルギー転換に向けて―公正でタンジブルなエネルギーをつくり、使っていくために
ISBN(13)、ISBN 978-4-7877-2302-4   4-7877-2302-2
書誌番号 1122064688

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