知識社会学の視点を中心として --
山田肖子 /編著   -- 東信堂 -- 2023.6 -- 21cm -- 109p

資料詳細

タイトル 「持続可能性」の言説分析
副書名 知識社会学の視点を中心として 持続可能性って何?
著者名等 山田肖子 /編著  
出版 東信堂 2023.6
大きさ等 21cm 109p
分類 519
件名 持続可能な開発
注記 索引あり
著者紹介 名古屋大学大学院国際開発研究科・教授、教育社会学、国際開発学。おもな著書に『途上国の産業人材育成:SDGs時代の知識と技能』(共編著、日本評論社)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 国際規範としての「持続可能性」の功罪―われわれはどう取り組むか?自然環境や動植物への配慮、途上国の貧困削減、雇用創出などを謳った「持続可能な開発」ないし「SDGs」は今日、国際機関や企業に広く共有された規範概念となっている。これらの言葉は私たちの日常生活にまでも溶け込みつつある一方、あまりに広範な概念であるがゆえに有名無実化しているきらいもある。「持続可能性」という概念の本質に立ち返り、現代社会による無批判な概念受容とその過度な合理化に警鐘を鳴らした一冊!
目次 第1章 グローバル・ナラティブとしての持続可能性(国連会議の歴史にみる「持続可能性」概念の展開;「持続可能な開発」の思想と拮抗する価値 ほか);第2章 批判的言説分析―言葉の分析から社会の構造と力学を知る(言説分析とは何か;学術的文献にみる「持続可能性」概念の通時的変遷 ほか);第3章 「持続可能性」概念と教育の接続―ネット上の言説が示すもの(持続可能性を教えるとはどういうことか;データと分析方法 ほか);第4章 「サステナビリティ」と「経済」言説の接合をめぐって―新聞記事とCSRレポートの計量テキスト分析の試み(「サステナビリティ」と「経済」;新聞記事の分析から ほか);第5章 企業ブランディングとしてのSDGs関連活動が消費者の認知と行動に及ぼす影響―社会心理学的な実証研究に向けて(企業の広報活動とSDGs;道徳意識の社会心理学的研究 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7989-1830-3   4-7989-1830-X
書誌番号 1122064739
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122064739

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