大澤真幸 /著   -- 筑摩書房 -- 2023.6 -- 19cm -- 453p

資料詳細

タイトル 資本主義の〈その先〉へ
著者名等 大澤真幸 /著  
出版 筑摩書房 2023.6
大きさ等 19cm 453p
分類 361.04
件名 社会学
著者紹介 1958年、長野県生まれ。社会学者。専門は理論社会学。思想誌『THINKING「O」』(左右社)主宰。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。京都大学大学院人間・環境学研究科教授等を歴任。2012年『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書)で中央公論新書大賞を橋爪大三郎とともに受賞ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 経済現象としての資本主義の本質を明らかにし、近代科学および近代小説の言説に照準することで、資本主義を精神的・社会的現象として再定義。その上で、〈その先〉へ行くための論理的可能性を示す。
要旨 「終わり」が語られながらも、“その先”が見えてこない資本主義。資本主義の概念を大幅に刷新し、“その先”へ行くための原理を示した決定的論考!異なる世界の可能性。
目次 第1章 終わらぬ終わり(「下部構造/上部構造」図式を超えて;賭博と黙示録;時間かせぎの資本主義;安楽死か、それとも終わらない延命か;量子論の裏返し;生産力と生産関係の矛盾;ただ一つの資本主義が残る?);第2章 剰余価値はいかにして生まれるのか(労働価値説・再考;利子の謎;予定説の逆説;剰余価値の生成;資本としての概念、そしてコギト);第3章 増殖する知―資本のごとく(剰余権力;科学革命の可能条件―万有引力から考える;増殖する知;経験をまったく信じていないのに……;知の階級的な分布;懐疑と信仰);第4章 神に見捨てられた世界の叙事詩か?(小説という新奇な文学様式;小説の極限にある役立たない辞典;不可能な告白を通じて―〈主体〉の生成;キリストの不信の回帰;神に見捨てられた世界の叙事詩?;虚構性の勃興;資本主義と連動する小説);第5章 “その先”へ(科学の言説と小説の言説―無限に対する二つの態度;「資本主義の終焉」の話題でもちきり;プロレタリアートとは何か;交響圏とルール圏;「普遍性」から〈普遍性〉へ;コミュニズムへ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-86743-8   4-480-86743-0
書誌番号 1122064927
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122064927

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 361.0 一般書 貸出中 - 2074825063 iLisvirtual
港北 公開 361 一般書 貸出中 - 2075190665 iLisvirtual