日本歴史民俗叢書 --
渡部圭一 /著   -- 吉川弘文館 -- 2023.7 -- 22cm -- 352,7p

資料詳細

タイトル 読み書きの民俗学
シリーズ名 日本歴史民俗叢書
著者名等 渡部圭一 /著  
出版 吉川弘文館 2023.7
大きさ等 22cm 352,7p
分類 380.1
件名 民俗学 , 民間伝承-日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1980年、愛媛県に生まれる。2007年、筑波大学大学院人文社会科学研究科歴史・人類学専攻退学。現在、京都先端科学大学人文学部准教授。主要論文・編著書に「コンテクストにおける文書の民族誌」(古家信平編『現代民俗学のフィールド』吉川弘文館、2018年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:読み書きの民俗誌の構想. 課題としての読み書きと声. 式内社由緒の形成と地域神職. 競合する由緒と社会集団. 「もの」としての出版聖教. 活字本の流布と唱和の声. 出版勤行集の戦後史. 差定文書の伝達と声. 帳簿管理と儀礼の「場」. 読み書きの民俗誌の展望
内容紹介 声での伝達や身体動作と絡み合った、近世から近代の日本を舞台とする読み書きの特質を、体系的に論じた書。神社由縁書や石造物に刻まれた記録などを事例に、フィールドワークを駆使して丹念に検討する。
要旨 近世から近代の村落では、生活と一体化した読み書き実践が花開いていた。神社由緒書や石造物に刻まれた記録、真宗聖教の読誦と出版、頭役祭祀をめぐる文書や帳簿などを事例に、フィールドワークを駆使して丹念に検討する。声での伝達や身体動作と絡み合った、近世から近代の日本を舞台とする読み書きの特質を、初めて体系的に論じた注目の書。
目次 第1編 読み書き研究の課題(読み書きの民俗誌の構想;課題としての読み書きと声);第2編 由緒形成と読み書き(式内社由緒の形成と地域神職;競合する由緒と社会集団);第3編 真宗聖教の読誦と出版(「もの」としての出版聖教―御文章;活字本の流布と唱和の声―正信偈;出版勤行集の戦後史―般若心経);第4編 頭役差定の伝達と記録(差定文書の伝達と声;帳簿管理と儀礼の「場」;読み書きの民俗誌の展望)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-07413-1   4-642-07413-9
書誌番号 1122066019
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122066019

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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