〈視覚的文学〉としてのアニメーション映画 --
米村みゆき /著   -- 早稲田大学出版部 -- 2023.7 -- 19cm -- 256p

資料詳細

タイトル 映像作家宮崎駿
副書名 〈視覚的文学〉としてのアニメーション映画
著者名等 米村みゆき /著  
出版 早稲田大学出版部 2023.7
大きさ等 19cm 256p
分類 778.77
個人件名 宮崎 駿
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 名古屋市生まれ。専修大学文学部日本文学文化学科教授。研究領域は日本近現代文学、アニメーション文化論。博士(文学)。名古屋大学大学院博士課程を経て日本学術振興会特別研究員PD、2009年より専修大学文学部に在職。日本アニメーション学会副会長(2018年~)、日本児童文学学会評議員(2022年~)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:〈視覚的叙述〉と『ハウルの動く城』. 〈翻案〉する宮崎駿. 解釈と再創造. 〈原作に準拠しつつ添加した脚色〉と実写映画版、北米版. 宮崎駿版「人魚姫」. 非常時ライフラインの描出. 歩行への夢想と「災害ユートピア」の描出. 「原作」の種としてのロケーション・ハンティング. 宮崎監督版『貝の火』. 宮崎駿監督と〈翻案〉. 『ハウルの動く城』と戦争. 『となりのトトロ』と結核、ナショナル・トラストの系譜. 千と千尋の神隠し. カレル・ゼマンと宮崎駿監督
内容紹介 宮崎駿の〈翻案〉の手腕と〈視覚的叙述〉の様相に着目し、宮崎映画の独自性について考察した論集。「ハウルの動く城」や「魔女の宅急便」、「崖の上のポニョ」など、オリジナルを超えた、これらの名作はどのように生み出されたかを紐解いていく。
要旨 『ハウルの動く城』『魔女の宅急便』『崖の上のポニョ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』etc…。オリジナルを超えた、これらの名作はどのように生みだされたか。
目次 はじめに “翻案”の魔術師・宮崎駿―“原作に準拠しつつ添加した脚色”;第1講 “視覚的叙述”と『ハウルの動く城』;第2講 “翻案”する宮崎駿―『魔女の宅急便』 その1;第3講 解釈と再創造―『魔女の宅急便』 その2;第4講 “原作に準拠しつつ添加した脚色”と実写映画版、北米版―『魔女の宅急便』 その3;第5講 宮崎駿版「人魚姫」―『崖の上のポニョ』と地政学 その1;第6講 非常時ライフラインの描出―『崖の上のポニョ』 その2;第7講 歩行への夢想と「災害ユートピア」の描出―『崖の上のポニョ』 その3;第8講 「原作」の種としてのロケーション・ハンティング―『天空の城ラピュタ』 その1;第9講 宮崎監督版『貝の火』―『天空の城ラピュタ』 その2;第10講 宮崎駿監督と“翻案”―『ハウルの動く城』における階段、荒地の魔女の「老い」;第11講 『ハウルの動く城』と戦争―『ハウルの動く城』 その2;第12講 『となりのトトロ』と結核、ナショナル・トラストの系譜―『風立ちぬ』『コクリコ坂から』;補講1 『千と千尋の神隠し』―柏葉幸子『霧のむこうのふしぎな町』を参照して;補講2 カレル・ゼマンと宮崎駿監督―ジュール・ヴェルヌを通じた想像力の共有
ISBN(13)、ISBN 978-4-657-23007-2   4-657-23007-7
書誌番号 1122067442

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