夏目漱石、大江健三郎、そして3.11後へ -- NHKブックス --
奥憲介 /著   -- NHK出版 -- 2023.7 -- 19cm -- 245p

資料詳細

タイトル 「新しい時代」の文学論
副書名 夏目漱石、大江健三郎、そして3.11後へ
シリーズ名 NHKブックス
著者名等 奥憲介 /著  
出版 NHK出版 2023.7
大きさ等 19cm 245p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後
注記 文献あり
著者紹介 1969年生まれ。文芸批評家。慶應義塾大学文学部卒業。東日本大震災、福島第一原発事故をきっかけに文学評論に取り組み始める。「開高健論―非当事者性というフロンティアを生きる」で2018年すばるクリティーク賞佳作。戦後文学、現代社会をテーマに文芸誌等に執筆をしている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「前近代」と「近代」「戦前と戦後」に続き、3・11の「その前」と「その後」という、第三の時代の“裂け目”を体験した私たち。分断されて無力化していく個をつなぎとめることはできるのか。漱石、大江、3・11後の今をつなぐ「文学」の可能性をさぐる。
要旨 「明治」「戦後」につづく第三の“裂け目”後を、文学はいかに引き受けるのか―気鋭の批評家が、「一個の生」をキーワードに私たちの生きる態度を問う、渾身の一冊!
目次 はじめに―「新しい時代」から「新しい時代」へ;第1章 百年の淋しさ―漱石『こころ』からの呼びかけ(「淋しい人」からの手紙;「わたし」というたったひとつの個であるために;「淋しさ」が生む「恐ろしい力」;「先生」はなぜ死ななければならなかったのか;「新しい時代」のために);第2章 遅れてきた者の遍歴―大江健三郎の戦後(戦後という「新しい時代」の発見;六〇年安保と主体回復への葛藤;戦後の総括の試み;損なわれた生の救済と再生);第3章 「新しい時代」の文学に向けて―3・11の「その後」をどう生きるか(3・11が生んだ「その後」;更新していく生と手渡される生);おわりに―たったひとつの個の一回限りの生
ISBN(13)、ISBN 978-4-14-091280-5   4-14-091280-4
書誌番号 1122070724
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122070724

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公開 910 一般書 予約準備中 - 2072704684 iLisvirtual