西田幾多郎から田邊元へ --
山内廣隆 /著   -- ナカニシヤ出版 -- 2023.7 -- 22cm -- 320p

資料詳細

タイトル 愈つまらぬ様なり
副書名 西田幾多郎から田邊元へ
著者名等 山内廣隆 /著  
出版 ナカニシヤ出版 2023.7
大きさ等 22cm 320p
分類 311.1
件名 政治哲学
個人件名 西田 幾多郎
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1949年、鹿児島市に生まれる。82年、広島大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、安田女子大学教授。広島大学名誉教授。博士(文学)。専攻/西洋近世哲学。著書に『ヘーゲル哲学体系への胎動―フィヒテからヘーゲルへ』(ナカニシヤ出版、2003年)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 政治哲学を「つまらぬ」と遠ざけた西田幾多郎、戦時下に己の政治哲学の実践へと踏み込み悔恨を残した田邊元。両者の哲学を掘り下げ、その対立の本質をつかむことから、政治と哲学の関係性、そして日本哲学の持つ性質を明らかにする。
要旨 政治哲学という「踏み絵」が哲学者たちの運命を分けた。政治哲学を遠ざけた西田、その実践にまで踏み込んだ田邊。対照的な選択へと至る両者の哲学とその呼応を探究。
目次 第1部 「愈つまらぬ様なり」―西田幾多郎の哲学の生成(田邊政治哲学の影;中島力造のトーマス・ヒル・グリーン;西田幾多郎のトーマス・ヒル・グリーン―西田幾多郎「グリーン氏倫理哲學の大意」から ほか);第2部 西田幾多郎『善の研究』と政治哲学(河合栄治郎から見た西田の哲学;西田幾多郎『善の研究』における「実践」について;ヘーゲルのソクラテス―ヘーゲル『哲学史講義』から ほか);第3部 西田幾多郎から田邊元へ(田邊元「西田先生の教を仰ぐ」とその周辺;「ヘーゲル哲学と絶対弁証法」―田邊政治哲学の基底)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7795-1744-0   4-7795-1744-3
書誌番号 1122071403

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