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【図書】 医学が子どもを見出すとき

孤児、貧困児、施設児と医学をめぐる子ども史 --
土屋敦 ／編著, 野々村淑子 ／編著   -- 勁草書房 -- ２０２３．７ -- ２２ｃｍ -- ４０８，９ｐ

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タイトル 医学が子どもを見出すとき
副書名 孤児、貧困児、施設児と医学をめぐる子ども史
著者名等 土屋敦 ／編著, 野々村淑子 ／編著  
出版 勁草書房 ２０２３．７
大きさ等 ２２ｃｍ ４０８，９ｐ
分類 369.4
件名 児童福祉－歴史－近代 , 小児科学－歴史－近代 , 発達心理学－歴史－近代
注記 索引あり
著者紹介 【土屋敦】東京大学大学院人文社会系研究科社会学専門分野博士後期課程修了、博士（社会学）。現在、関西大学社会学部教授。著書に『「戦争孤児」を生きる―ライフストーリー／沈黙／語りの歴史社会学』（青弓社、２０２１年）など。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容 内容：医学が子どもを見出すとき　野々村淑子著．　一八世紀末アメリカの医学と子ども・家族の交差　乙須翼著．　一八世紀イギリスの助産救貧をめぐる産み育てる身体の科学化　野々村淑子著．　一九〇〇年前後の岡山孤児院における看護と病気　稲井智義著．　二〇世紀初頭ドイツにおける「危険にさらされた子どもたち」の保護と医療の介入　杉原薫著．　二〇世紀転換期イギリスにおける子どもの栄養をめぐる「科学」的な議論　草野舞著．　植民地朝鮮における都市細民「土幕民」の社会医学的調査　田中友佳子著．　保護複合体と愛着理論　松本由起子著．　アメリカ少年司法における医学の導入と展開　大森万理子著．　「戦災孤児」への心理学的関心　野崎祐人著．　愛着理論の再浮上と施設養護の「家庭化」　土屋敦著．　孤児、貧困児、施設児と医学をめぐる子ども史　土屋敦著
内容紹介 貧困階層における生殖・再生産への医学介入、貧児、孤児などの処遇に医学はどのように介在してきたのか。１８世紀後半から２０世紀後半にかけ規範的な子ども像が確定していくプロセスを検証し、その枠付けに「子ども」をめぐる医学がいかに関与したかを問う。
要旨 「逸脱児」と医学。貧困階層における生殖・再生産への医学的介入、貧児、孤児などの処遇に医学はどのように介在してきたのか。１８世紀後半から２０世紀後半にかけ規範的な子ども像が確定していくプロセスを検証し、その枠付けに「子ども」をめぐる医学がいかに関与したかを問う。子ども史の視座から解き明かす「子ども」をめぐる医学の編年史。
目次 医学が子どもを見出すとき；第１部　「医学」による「子ども」の発見（一八世紀末アメリカの医学と子ども・家族の交差―ベンジャミン・ラッシュの医学理論と社会改革思想、家庭生活の連関に着目して；一八世紀イギリスの助産救貧をめぐる産み育てる身体の科学化―子どもの生命への配慮と女性産婆；一九〇〇年前後の岡山孤児院における看護と病気―看護婦の経歴と仕事に注目して）；第２部　医学調査と衛生管理（二〇世紀初頭ドイツにおける「危険にさらされた子どもたち」の保護と医療の介入―「ドイツ児童保護センター」での取り組みを中心に；二〇世紀転換期イギリスにおける子どもの栄養をめぐる「科学」的な議論―学校給食実施過程に焦点をあてて；植民地朝鮮における都市細民「土幕民」の社会医学的調査―「生れながらの土幕民」の発見）；第３部　発達心理学・児童精神医学（保護複合体と愛着理論―「論争」期の精神分析的子ども像をめぐって；アメリカ少年司法における医学の導入と展開―フィラデルフィア市立裁判所の医療活動（一九一四年～一九二七年）に着目して；「戦災孤児」への心理学的関心―第二次世界大戦後の近江学園における知能検査と教育実践に着目して；愛着理論の再浮上と施設養護の「家庭化」―九九〇～二〇〇〇年代における乳児院の変遷を中心に；孤児、貧困児、施設児と医学をめぐる子ども史）
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-60362-6　　 4-326-60362-3
書誌番号 1122072837
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122072837

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中央 ４階社会科学 Map 369.4 一般書 利用可 - 2074924258 iLisvirtual

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