大阪中之島美術館建築ドキュメント --
遠藤克彦 /著, 菅谷富夫 /談話, 洞正寛 /談話, 山梨俊夫 /談話, 嘉名光市 /談話, 竹山聖 /談話, 佐藤淳 /談話, 大井鉄也 /談話, 外﨑晃洋 /談話, 原広司 /談話   -- 青幻舎 -- 2023.8 -- 23cm -- 223p

資料詳細

タイトル 黒い直方体と交錯するパッサージュ
副書名 大阪中之島美術館建築ドキュメント 学芸員・行政担当・コンペ審査員・構造家・建築家の証言
著者名等 遠藤克彦 /著, 菅谷富夫 /談話, 洞正寛 /談話, 山梨俊夫 /談話, 嘉名光市 /談話, 竹山聖 /談話, 佐藤淳 /談話, 大井鉄也 /談話, 外﨑晃洋 /談話, 原広司 /談話  
出版 青幻舎 2023.8
大きさ等 23cm 223p
分類 526.7
件名 大阪中之島美術館
著者紹介 【遠藤克彦】建築家。株式会社遠藤克彦建築研究所代表取締役。国立大学法人茨城大学大学院理工学研究科都市システム工学専攻教授。1970年横浜市生まれ。1995年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了、1997年同大学院博士課程在学中に東京事務所を開設。2017年「(仮称)大阪新美術館(現・大阪中之島美術館)公募型設計競技」にて最優秀案選定。2022年度、JIA日本建築大賞受賞(公益財団法人日本建築家協会主催)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:黒いシンプルな直方体の中に複雑な立体パッサージュを計画すること、そこに現代性を表現したのです 遠藤克彦述. 徹底した公平性と透明性を貫いて完成した美術館 菅谷富夫述. プロポーザルではなくコンペにした理由、過去の実績よりも未来の可能性に賭けたかった 洞正寛述. つかいにくい美術館にはさせない。デザインと機能の拮抗、審査委員長として 山梨俊夫述. 大阪のことをよく知らないことがいい方向に作用した遠藤案 嘉名光市述. きびしい参加条件を外すことが、ぼくが審査員を受ける条件でした 竹山聖述. 建築家のコンセプトをかたちにする慎重かつ必死な構造家の仕事 佐藤淳述. 要項が求めていることを、いかにかたちにするか、という戦略 大井鉄也述. 建物で街が変わることを実感できた貴重な体験 外﨑晃洋述. 建築が発揮できるであろう性質は、アリストテレスの時代から変わっていないこういう基本的な建築のもっている性質をうまく活かすことが重要なのです 原広司述
内容紹介 関西最大級の美術館として2022年2月に開館した大阪中之島美術館。コンペでの「異例の選出」が「異彩を放つ黒い箱」を生んだ軌跡を、発注側・使う側・つくる側という違う立場からの証言でつづる、公共建築と建築家の新しい在り方を示唆するドキュメント。
要旨 美術館構想から40年という異例の期間を経て、関西最大級の美術館として2022年2月に開館を果たした大阪中之島美術館。行政側は長期にわたる紆余曲折の経験から、徹底した公平性と透明性を貫き、設計者の選定をプロポーザルではなくコンペとして開催。そして「過去の実績よりも未来の可能性に賭けて」選ばれたのが、当時スタッフ5名という遠藤の事務所だった。本書は、業界をざわつかせた「異例の選出」が「異彩を放つ黒い箱」を生んだ軌跡を、発注側・使う側・つくる側という違う立場からの証言でつづる、公共建築と建築家の新しい在り方を示唆するドキュメントである。
目次 黒いシンプルな直方体の中に複雑な立体パッサージュを計画すること、そこに現代性を表現したのです(遠藤克彦);徹底した公平性と透明性を貫いて完成した美術館(菅谷富夫);プロポーザルではなくコンペにした理由、過去の実績よりも未来の可能性に賭けたかった(洞正寛);つかいにくい美術館にはさせない。デザインと機能の拮抗、審査委員長として(山梨俊夫);大阪のことをよく知らないことがいい方向に作用した遠藤案(嘉名光市);きびしい参加条件を外すことが、ぼくが審査員を受ける条件でした(竹山聖);建築家のコンセプトをかたちにする慎重かつ必死な構造家の仕事(佐藤淳);要項が求めていることを、いかにかたちにするか、という戦略(大井鉄也);建物で街が変わることを実感できた貴重な体験(外〓晃洋);建築が発揮できるであろう性質は、アリストテレスの時代から変わっていないこういう基本的な建築のもっている性質をうまく活かすことが重要なのです(原広司)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86152-887-3   4-86152-887-9
書誌番号 1122077037

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 526.7 一般書 利用可 - 2075071577 iLisvirtual