経験が響きあう場所へ --
稲原美苗 /編, 川崎唯史 /編, 中澤瞳 /編, 宮原優 /編   -- ナカニシヤ出版 -- 2023.8 -- 21cm -- 317p

資料詳細

タイトル フェミニスト現象学
副書名 経験が響きあう場所へ
著者名等 稲原美苗 /編, 川崎唯史 /編, 中澤瞳 /編, 宮原優 /編  
出版 ナカニシヤ出版 2023.8
大きさ等 21cm 317p
分類 367.1
件名 フェミニズム , 現象学
注記 索引あり
著者紹介 【稲原美苗】神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。専門は現象学、ジェンダー論、臨床哲学。共著にRoutledge Handbook of Well-Being(Routledge、2018)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「女の子みたいに投げる」をもう一度考える 中澤瞳著. 「男らしさ」を「脱ぎ捨てる」のではなく 小手川正二郎著. 乳児の育児における「母親という役割」 宮原優著. 更年期の経験 稲原美苗著. パスの現象学 藤高和輝著. 雰囲気としての強制的〈異〉性愛 松浦優著. セクシュアリティの「ままならなさ」 古怒田望人 いりや著. ステイホーム? 池田喬著. 老いゆくこと、他者との関係 中真生著. 女性の経験とドメスティック・バイオレンス 山本千晶著. 占いを信じてはいけないのか? 佐藤愛著. なぜ「私」が傷つくのか 酒井麻依子著. 考慮に入れることはあてにすることである 川崎唯史著. 「経験から「普通」を問い直す」とはどういうことか? 佐野泰之著
内容紹介 各論考、コラムの内容によって、「女らしさ、男らしさ」「身体、性、時間」「他者、家、自己」「方法」の4部に振り分けられた、フェミニスト現象学の論集。生きられた世界の具体的な風景を介して考えた14篇の論考と6篇のコラムを収める。
要旨 見過ごされてきた経験を言葉にする。沈黙を求める社会のなかで、異なる声の共鳴を待つために。乳児の育児、更年期、トランスジェンダー、アセクシュアル、男らしさ、DV、老い、占い、ファッション、ペットロス…さまざまな当事者の経験を記述・考察し、性をめぐる「当たり前」と「規範」を問い直すフェミニスト現象学。現象学自体を共鳴の場としつつ、多様なテーマと理論、自己や他者の語りを扱った論考からその可能性を指し示す。
目次 第1部 女らしさ、男らしさ(「女の子みたいに投げる」をもう一度考える―「女らしさ」のフェミニスト現象学;「男らしさ」を「脱ぎ捨てる」のではなく―「男らしさ」のフェミニスト現象学);第2部 身体、性、時間(乳児の育児における「母親という役割」―その「大変さ」を考える;更年期の経験―心身の「揺らぎ」のフェミニスト現象学;パスの現象学―トランスジェンダーと「眼差し」の問題;雰囲気としての強制的(異)性愛―アセクシュアルを理解可能にするための現象学;セクシュアリティの「ままならなさ」―ベルサーニとレヴィナスのクィアな性交渉論を論じて);第3部 他者、家、自己(ステイホーム?―家にいる/いないことの意味;老いゆくこと、他者との関係―「ずれ」の経験と葛藤;女性の経験とドメスティック・バイオレンス―その「みえにくさ」と妻/母役割;占いを信じてはいけないのか?―「女性らしさ」に近づきたい気持ちと離れたい気持ちのあいだで;なぜ「私」が傷つくのか―アイデンティティの性交性と差別;「考慮に入れることはあてにすることである」―コミットメントのフェミニスト現象学);第4部 方法(「経験から「普通」を問い直す」とはどういうことか?―「経験」のポリティクス)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7795-1698-6   4-7795-1698-6
書誌番号 1122077438
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122077438

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