修復家と人類学者が探る修復の迷宮 --
古谷嘉章 /著, 石原道知 /著, 堀江武史 /著   -- 古小烏舎 -- 2023.8 -- 19cm -- 243p

資料詳細

タイトル 縄文の断片(かけら)から見えてくる
副書名 修復家と人類学者が探る修復の迷宮
著者名等 古谷嘉章 /著, 石原道知 /著, 堀江武史 /著  
出版 古小烏舎 2023.8
大きさ等 19cm 243p
分類 210.25
件名 縄文土器-保存・修復
著者紹介 【古谷嘉章】1956年、東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。九州大学名誉教授・特任研究者。文化人類学(主たるフィールドはブラジル)。著書に、『人類学的観察のすすめ―物質・モノ・世界』(古小烏舎、2020)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:修復の世界への招待 古谷嘉章著. 考古遺物の修復の現場から 石原道知著. 修復からみた縄文土器の「わからなさ」 堀江武史著. 遺物の修復について人類学者が考える 古谷嘉章著
内容紹介 土の中から破片が発掘され、修復され、私たちが縄文土器として目にするまでには、いくつもの厄介な問題が存在する。考古遺物・考古学の迷宮を、縄文土器の修復という営みから、また世界の修復事例から、人類学者と修復家が探求する。
要旨 土の中から破片が発掘され、修復され、展示されるまでには、いくつもの厄介な問題が存在する。欠損の意味、修復の介入度合い、修復箇所の判別、復元してわかること見えなくなるもの、現代人の発想の危うさ…。考古遺物、考古学に潜む迷宮を、縄文土器の修復という営みから、また世界の事例から、人類学者と修復家が探究する。
目次 序章 修復の世界への招待(発掘現場の出土品から展覧会の展示品へ;出土したときの国宝土偶;出土品への修復という介入;考古遺物の修復と美術品の修復;修復における自由裁量の幅;出土品、修復家、監修者;結果を形にしなければならない修復という仕事;修復とはそもそも何なのか);第1章 考古遺物の修復の現場から(文化財の保存修復とは何か;縄文土器の修復;考古遺物の複製そしてレプリカ);第2章 修復からみた縄文土器の「わからなさ」(縄文とともに現代を生きる;修復における厄介な問題;「向こう合わせの」造形;現れてくるものを受け入れる;縄文土器修復の目指すところ);第3章 遺物の修復について人類学者が考える―断片・経年変化・複製・展示(修復とは何のために何をすることなのか;断片より完形を偏重すること;経年変化とアンチエイジング;実物をとりまく複数の複製;保存だけでなく展示のために;修復は単品では完結しない)
ISBN(13)、ISBN 978-4-910036-04-5   4-910036-04-0
書誌番号 1122077499
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122077499

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.2/フ 一般書 利用可 - 2075310466 iLisvirtual
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