イノベーションとジェンダー --
カトリーン・キラス=マルサル /著, 山本真麻 /訳   -- 河出書房新社 -- 2023.8 -- 19cm -- 299p

資料詳細

タイトル これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話
副書名 イノベーションとジェンダー
著者名等 カトリーン・キラス=マルサル /著, 山本真麻 /訳  
出版 河出書房新社 2023.8
大きさ等 19cm 299p
分類 507.1
件名 発明-歴史 , 技術革新-歴史 , ジェンダー-歴史
注記 原タイトル:MOTHER OF INVENTION
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【カトリーン・キラス=マルサル】スウェーデン出身、英国を拠点に活動するジャーナリスト。スウェーデンの大手新聞Dagens Nyheter紙記者。初めての著書『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』は世界20か国語に翻訳される。本書は2作目となる。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「男性は重い鞄を手で持つべき」「女性の長距離移動は制限されるべき」というジェンダー観が、車輪付きスーツケースという単純な技術革新を阻害した。固定観念を捨てれば、異なる未来を選択できる。新たな視点のイノベーション史。
要旨 なぜ車輪の発明からスーツケースにキャスターがつくまで5000年も要したのか―これは名だたる経済学者・思想家も思案してきた謎だ。「男性はかばんを自力で持つべき」「女性の長距離移動は制限されるべき」こうした社会のジェンダー感に変化が起きた時、スーツケースは転がり始めた。男らしさ・女らしさに関する支配的な通説がどうして、今からすれば「単純な」発明を妨害できるほど強固だったのだろう。いったいどうして、お金を稼ごうとする市場の欲望より頑固だったのだろう。そしてこんな乱暴な考えが、業界を世界規模で変えるであろう製品の可能性を見失わせるのはなぜなのか?このような疑問が、本書の核である。私たちは、ジェンダーの観点からイノベーションについて考えることに慣れていないのだ。
目次 発明(車輪がスーツケースに付くまでに5000年を要した話;あごの骨を折るほど危険なガソリン車と安全で「女性向け」な電気自動車の話);技術(ブラとガードルのお針子が人類を月に送った話;馬力と女力を一緒にするな、という話);女性らしさ(融資されない偉大な発明とリスク満載の捕鯨の話;インフルエンサーがハッカーよりも稼いだ話);体(ブラック・スワンには体があった話;セリーナ・ウィリアムズがチェスのガルリ・カスパロフに勝つ話);未来(エンゲルスがメアリーの言い分を聞かなかった話;地球を火あぶりにしたくはない、という話)
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-23137-2   4-309-23137-3
書誌番号 1122078380
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122078380

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 507.1 一般書 予約受取待 - 2075067502 iLisvirtual
港南 公開 507 一般書 予約受取待 - 2075367689 iLisvirtual
都筑 公開 507 一般書 貸出中 - 2076551637 iLisvirtual