地方からの叛逆 --
門田岳久 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2023.8 -- 20cm -- 392,26p

資料詳細

タイトル 宮本常一〈抵抗〉の民俗学
副書名 地方からの叛逆
著者名等 門田岳久 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2023.8
大きさ等 20cm 392,26p
分類 380.1
件名 民俗学 , 島-日本
個人件名 宮本 常一
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 立教大学観光学部交流文化学科准教授。1978年愛媛県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻文化人類学コース博士課程満期退学。博士(学術)。立教大学助教などを経て、2015年より現職。専門は文化人類学・民俗学。著書に『巡礼ツーリズムの民族誌――消費される宗教経験』(森話社、2013年、日本宗教学会賞受賞)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:島の「遅れ」と文化運動. 島をめぐるまなざし. 民俗学と「文化工作」のあいだ. 「離島性」の克服. 速度と身体性. 博物館と住民参加. 鬼太鼓座と幻の大学構想. 自前の生活. 三里塚から佐渡へ. モノを介したソーシャルデザイン. 結論
内容紹介 ポスト高度経済成長期の日本において、疲弊する離島の人びとに寄り添い、彼らの自立を促すために奔走した宮本常一の思想や行動は完全なる敗北だったのか。たんなる民俗学者ではなく、地方の代弁者として活動した宮本常一の思想の核心に迫る。
要旨 柳田国男、南方熊楠、折口信夫と並ぶ民俗学界のビッグネーム宮本常一。本書では、斯界の巨人としてではなく、当時広がっていた地域文化運動を構成する一個人としての宮本に着目し、行政と地域住民とのあいだを取り持ち、運動を自律的なものへと導こうとした、メディエーターとしての宮本常一に焦点をあて、地方の代弁者として活動した宮本常一の思想の核心に迫る。
目次 序章 島の「遅れ」と文化運動;第1章 島をめぐるまなざし―学術・観光・地元;第2章 民俗学と「文化工作」のあいだ―宮本常一イントロダクション;第3章 「離島性」の克服―地域開発をめぐる宮本常一の思想的変遷;第4章 速度と身体性―フィールドワークの移動手段と見える世界の拡張;第5章 博物館と住民参加―「佐渡國小木民俗博物館」にみるローカルな文化運動;第6章 鬼太鼓座と幻の大学構想―日本海からの叛逆;第7章 自前の生活―佐渡空港建設をめぐるデモ・水・自己決定;第8章 三里塚から佐渡へ―ある運動家における民俗学的実践と“父”;第9章 モノを介したソーシャルデザイン―美大教員としての宮本常一と民家調査;結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2903-9   4-7664-2903-6
書誌番号 1122079280

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 380.1 一般書 貸出中 - 2075074274 iLisvirtual
瀬谷 公開 380 一般書 貸出中 - 2075541794 iLisvirtual