いのちのバトン --
鵜野祐介 /著   -- 青土社 -- 2023.9 -- 19cm -- 408p

資料詳細

タイトル うたとかたりの人間学
副書名 いのちのバトン
著者名等 鵜野祐介 /著  
出版 青土社 2023.9
大きさ等 19cm 408p
分類 361.4
件名 援助行動 , 昔話
著者紹介 1961年岡山県生まれ。立命館大学文学部教授。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。2004年英国エディンバラ大学にて博士号(Ph.D、人文学)取得。専門は伝承児童文学の教育人類学的研究。主な著書に、『センス・オブ・ワンダーといのちのレッスン』(港の人、2020年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:うたとかたりの対人援助学. 浦島説話における水界イメージの精神史的考察. 東アジアの「天人女房」説話における〈あわい〉イメージ. マンローのアイヌ研究の思想史的淵源としてのタイラーとワーズワス. 手話を用いた語りの研究序論. 不条理と向き合う地蔵説話の伝承. 民話を〈語り-聞く〉ことと災害・厄災レジリエンス. 五十嵐七重の語りを聴く. 『遠野物語』の人間学へ
内容紹介 声や手話によって歌われたものや語られたものが、人と人の、こころとこころをなぜつなぐのか。うたやかたりを〈きく〉という場に身を置き、当事者と並走しながら、生きていくうえで必要不可欠なものについて、深く考える。
要旨 「声や手話の文化」のもつ限りない可能性に“耳”をすませて。声や手話によって歌われたものや語られたものが、人と人の、こころとこころをなぜつなぐのか。うたやかたりを“きく”という場に身を置き、当事者と並走しながら、生きていくうえで必要不可欠なものについて、そしてそれを「いのちのバトン」としてどう手渡していくかについて、深く考える。
目次 第1部 うたとかたりの対人援助学(プロローグ―「ユニバーサルデザイン」としてのうたとかたり;昔話のふしぎ発見;うたに込められた願いと祈り;かたりの文化としての手話;かたる・きく・共に生きる);第2部 うたとかたりの人間学に向けて(浦島説話における水界イメージの精神史的考察;東アジアの「天人女房」説話における“あわい”イメージ―人間界と天上界をつなぎ、隔てるもの;マンローのアイヌ研究の思想史的淵源としてのタイラーとワーズワス―“アニマ”から“ラマッ”へ;手話を用いた語りの研究序論―文化的ダイバーシティ・文化的エコロジーと説話伝承;不条理と向き合う地蔵説話の伝承―「笠地蔵」「みちびき地蔵」「地蔵の予告」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7578-1   4-7917-7578-3
書誌番号 1122081727

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 361.4 一般書 利用可 - 2075121892 iLisvirtual