世界の最先端を知る「10の論点」 --
谷脇康彦 /著   -- 日経BP -- 2023.9 -- 19cm -- 261p

資料詳細

タイトル 教養としてのインターネット論
副書名 世界の最先端を知る「10の論点」
著者名等 谷脇康彦 /著  
出版 日経BP 2023.9
大きさ等 19cm 261p
分類 007.3
件名 情報化社会 , インターネット
著者紹介 インターネットイニシアティブ取締役副社長。愛媛県出身。1984年郵政省(現総務省)入省。総務審議官などを経て2021年総務省退職。22年より現職。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特別招聘教授。デジタル政策フォーラム顧問。著書に『インターネットは誰のものか』(2007年、日経BP)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 空気のように利用しているインターネットの仕組みを掘り下げると、その最前線では深刻な競争や対立が生まれている。「データ駆動社会」を中核的なコンセプトとして位置づけながら、インターネットの未来について様々な観点から考える。
要旨 「グローバルなインターネットの時代は終わった」2022年秋、米シンクタンクが公開した報告書は衝撃の一言で始まっていた。新型コロナウイルス、ウクライナ紛争―。インターネットが社会インフラとなり、政治、経済、外交、安全保障など多くの分野で存在感を増している。しかし、その深いところで何が起きているのか、という点はあまり知られていない。ではいったい、インターネットの世界に何が起きているのか。元来、インターネットは民間の人たちが構築し相互につながり合うことで機能している。その自由さ、柔軟さ=グローバルさこそがネット特有のしなやかな発展を実現してきた。最大の特徴に「終わり」が告げられた今、その最前線でどのような競争や対立が起きているのかを理解し、これからのインターネットを考える。インターネットの恩恵をすべての人が得られる未来のために、まずは最新論点を知り、議論に参加しよう。
目次 第1章 新しいデジタルへの契機(パンデミックが変えた社会;デジタル戦としてのウクライナ紛争;デジタル技術の使い方;低下するインターネットの自由;データ駆動社会のつくり方);第2章 データ資本への変遷(120年前の予言;第二段階に入ったデジタル革命 ほか);第3章 データ流通基盤の幕開け(集中と分散;巨大プラットフォーマーが変えたサイバー空間;Web3の登場;デジタル政策への拡張;政策における中立性とは何か;背景にあるネットワーク構造の大転換;差別か区別か;ネットワーク構造と通信主義);第4章 デジタル民主主義を巡る対立(インターネット誕生とその基本精神;自由主義国家vs.権威主義国家;NewIPの狙い;各層で先鋭化する両陣営の対立;到来するデジタル冷戦の時代;マルチステークホルダー主義は有効か;デジタル冷戦に備える日本の安全保障;デジタル民主主義とインターネットガバナンス);第5章 インターネットの未来(データ騒動社会―「集中」から「分散」へ;本書から浮かび上がる10の論点;AIとG7の歩み;10年後のネットワーク;インターネットの未来のために)
ISBN(13)、ISBN 978-4-296-00164-4   4-296-00164-7
書誌番号 1122082432
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122082432

所蔵

所蔵は 6 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 情報科学 007.3 一般書 利用可 - 2075129443 iLisvirtual
鶴見 公開 Map 007.3 一般書 利用可 - 2075397308 iLisvirtual
公開 Map 007.3 一般書 利用可 - 2075177219 iLisvirtual
磯子 公開 Map 007.3 一般書 利用可 - 2075398070 iLisvirtual
山内 公開 Map 情報科学 007.3 一般書 利用可 - 2075395666 iLisvirtual
公開 Map 007.3 一般書 利用可 - 2075208203 iLisvirtual