ちくま新書 --
井奥陽子 /著   -- 筑摩書房 -- 2023.10 -- 18cm -- 314,4p

資料詳細

タイトル 近代美学入門
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 井奥陽子 /著  
出版 筑摩書房 2023.10
大きさ等 18cm 314,4p
分類 701.1
件名 美学-歴史-近代
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 日本学術振興会特別研究員。東京藝術大学美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。二松學舍大学、実践女子大学、大阪大学などの非常勤講師、東京藝術大学教育研究助手を経て現職。専門は美学・思想史、とくにドイツ啓蒙主義美学。著書に『バウムガルテンの美学――図像と認識の修辞学』(慶應義塾大学出版会、2020年)等がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 17~19世紀のヨーロッパで成立した近代美学を、豊富な図版と話し言葉でわかりやすく解説。芸術、芸術家、美、崇高、ピクチャレスクといった概念の変遷をたどり、その成立過程を明らかにしていく。読書案内付き。
要旨 近代美学は、17~19世紀のヨーロッパで成立しました。美学と言っても、難しく考えることはありません。「風に舞う桜の花びらに思わず足を止め、この感情はなんだろうと考えたなら、そのときはもう美学を始めている」ことになるからです。本書は、芸術、芸術家、美、崇高、ピクチャレスクといった概念の変遷をたどり、その成立過程を明らかにしていきます。
目次 第1章 芸術―技術から芸術へ(「建築は芸術か」;アート=技術(古代~中世);アートは技術(学芸)の意味だった;アート=芸術(近代以降)何が芸術で、何が芸術でないのか?);第2章 芸術家―職人から独創的な天才へ(「独創的な芸術家は世界を創造する」;芸術家をとりまく環境と作者の地位の変遷;芸術家にまつわる概念の変遷;作者と作品の関係をどう捉えるか?);第3章 美―均整のとれたものから各人が感じるものへ(「美は感じる人のなかにある」;美の客観主義(古代~初期近代);美の主観主義(18世紀以降);美の概念とどのように付き合うのがよいか?);第4章 崇高―恐ろしい大自然から心を高揚させる大自然へ(「崇高なものが登山の本質だ」;山に対する美意識の転換;「崇高」概念の転換;芸術は圧倒的なものとどのように関わることができるか?);第5章 ピクチャレスク―荒れ果てた自然から絵になる風景へ(「絵になる景色を探す旅」;風景画とピクチャレスクの誕生;ピクチャレスクの広がり(観光と庭園)美や芸術は自然とどのように関わることができるか?)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07584-0   4-480-07584-4
書誌番号 1122088354

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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