講談社学術文庫 --
長谷川宏 /〔著〕   -- 講談社 -- 2023.10 -- 15cm -- 569p

資料詳細

タイトル 日本精神史 下
シリーズ名 講談社学術文庫
著者名等 長谷川宏 /〔著〕  
出版 講談社 2023.10
大きさ等 15cm 569p
分類 210.1
件名 日本思想-歴史
注記 文献あり
内容紹介 縄文時代から江戸末期まで、美術・思想・文学に現れた精神のありさまを一望のもとにとらえた日本精神史。下巻では、『新古今和歌集』『愚管抄』から『東海道四谷怪談』まで、文化として迸る人びとの精神のありようを描き出す。
要旨 平安末期、滅びゆく貴族の輝きが生んだ『新古今和歌集』。鎌倉に誕生した武家政権の意識を御成敗式目に探り、一四世紀に起きた観阿弥・世阿弥父子による演劇史上の画期の美学を問う。江戸末期の悪の連鎖と虚無感の先に鶴屋南北は何を見たのか?文化として迸る人びとの精神のありようを、冴えわたる筆致で描き出す。豊穣なる五千年の旅の到達点へ!
目次 『新古今和歌集』と『愚管抄』―乱世を生きる貴族の誇り;『平家物語』―戦乱と滅びの文学;御成敗式目―新興武士の合理性;「一遍聖絵」と「蒙古襲来絵詞」―遊行と死と戦闘;『徒然草』―内省と明察と無常観;『神皇正統記』―敗北の書のリアリズム;能と狂言―幽玄と笑い;禅の造形美―鹿苑寺金閣と慈照寺銀閣と龍安寺石庭;山水画に宿る霊気―「那智滝図」と雪舟と「松林図屏風」;茶の湯―わびの美学;装飾芸術の拡大と洗練―宗達と光琳;江戸の儒学―伊藤仁斎・荻生徂徠を中心に;元禄文化の遊戯とさびと人情―西鶴・芭蕉・近松;南画とその周辺―池大雅と与謝蕪村;本居宣長―国学の立場;浮世絵の成立と展開―春信・歌麿・写楽・北斎・広重;鶴屋南北『東海道四谷怪談』―悪の魅力
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-530304-7   4-06-530304-4
書誌番号 1122089290
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122089290

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公開 文庫本 210.1 一般書 貸出中 - 2076746810 iLisvirtual