排除と構築のオラリティ --
関礼子 /編   -- 新曜社 -- 2023.11 -- 19cm -- 257,7p

資料詳細

タイトル 語り継ぐ経験の居場所
副書名 排除と構築のオラリティ
著者名等 関礼子 /編  
出版 新曜社 2023.11
大きさ等 19cm 257,7p
分類 361.8
件名 社会的排除-日本
注記 索引あり
著者紹介 立教大学社会学部教授。東京都立大学社会科学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学、博士(社会学)。専門は環境社会学、地域環境論。主要著作に、『新潟水俣病をめぐる制度・表象・地域』(単著、東信堂、2003年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:オラリティの居場所 関礼子著. 公害被害者の語りが生む連帯と分断 松村正治著. 上手な運動の終い方? 青木聡子著. 歴史というコモンズを掘る 関礼子著. アイヌ、和人、ポジショナリティ 髙﨑優子著. 顔の見える「外国につながる住民」支援へ 丹野清人著. 現場で交錯する実感と歴史との「連累」 廣本由香著. 制度化されたオラリティと“未開拓のオラリティ”の可能性 好井裕明著. もうひとつの世界 飯嶋秀治著
内容紹介 語りと沈黙の間で揺れるオラリティ。語りから排除されるもの、語りを継承する困難、語り手と聞き手を隔てる深い溝。制度化され、硬直化し、当事者に背を向け始めるオラリティを当事者の世界に引き戻し、「今、ここ」を超えて経験と記憶の居場所を探る。
要旨 語り難い、苦痛を呼び起こす記憶。なぜ語るのか。誰が、何のために、誰に向かって語るのか。語りと沈黙の間で揺れるオラリティ。語りから排除されるもの、語りを継承する困難、語り手と聞き手を隔てる深い溝。制度化され、硬直化し、当事者に背を向け始めるオラリティを当事者の世界に引き戻し、「今、ここ」を超えて経験と記憶の居場所を探る。
目次 序 オラリティの居場所―語り難い経験をめぐって;闘うオラリティ 1章 公害被害者の語りが生む連帯と分断―カネミ油症事件の事例から;承認のオラリティ 2章 上手な運動の終い方?―オラリティと承認の多元性;時間をつなぐオラリティ 3章 歴史というコモンズを掘る―劉連仁事件と地域史をつくる人々;差別のオラリティ 4章 アイヌ、和人、ポジショナリティ―痛みの応答に向けての試論;分析方法としてのオラリティ 5章 顔の見える「外国につながる住民」支援へ;空間を読み解くオラリティ 6章 現場で交錯する実感と歴史との「連累」―なぜ大久野島を語り継ぐのか;ア―カイブ化されたオラリティ 7章 制度化されたオラリティと“未開拓のオラリティ”の可能性;オラリティを超えて 8章 もうひとつの世界―交わりに向かって
ISBN(13)、ISBN 978-4-7885-1830-8   4-7885-1830-9
書誌番号 1122094055
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122094055

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