両者の峻別と現代の入会権論 --
高村学人 /編著, 古積健三郎 /編著, 山下詠子 /編著   -- 岩波書店 -- 2023.10 -- 22cm -- 384p

資料詳細

タイトル 入会林野と所有者不明土地問題
副書名 両者の峻別と現代の入会権論
著者名等 高村学人 /編著, 古積健三郎 /編著, 山下詠子 /編著  
出版 岩波書店 2023.10
大きさ等 22cm 384p
分類 324.28
件名 入会権 , 土地所有権-日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【高村学人】立命館大学政策科学部教授(法社会学)。主書に『コモンズからの都市再生』(ミネルヴァ書房、2012年)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章 高村学人著. 入会林野問題の起源と変遷史 高村学人著. 現代の入会とその類型化 高村学人著 宮本麻子著 林雅秀著. 入会権の変容と総有 古積健三郎著. 表題部所有者不明土地適正化法と入会権 高村学人著. 入会権と登記 古積健三郎著. 入会林野近代化法のこれまでと現在 高村学人著. 生産森林組合の歩みと現局面 山下詠子著. 認可地縁団体化の進展とその法的論点 山下詠子著 高村学人著. 多数共有者型アンチ・コモンズ問題の構図 高村学人著. 入会慣習の消滅と負の共有地問題 高村学人著. 入会権条文改正案 古積健三郎著
内容紹介 所有者不明土地面積の三分の一を占める入会林野。現状調査に基づき、相続登記の義務化や民法改正が入会林野に及ぼす影響を考察。現代における入会権の意義をわかりやすく解説する。アンチ・コモンズの理論から所有者不明土地問題を問い直す1冊。
要旨 所有者不明土地の面積の三分の一を占めるとされる入会林野。本書は、その現状をセンサスの二次分析調査から示し、相続登記の義務化や民法改正が入会林野に及ぼす影響を考察。アンチ・コモンズの理論から所有者不明土地問題を問い直す、コモンズ研究の新展開。研究者だけでなく、実務家・自治体職員らが現代の入会権を理解するための基本文献。
目次 第1部 入会権とは何か―問題の変遷と現代の入会の類型的把握(入会林野問題の起源と変遷史;現代の入会とその類型化;入会権の変容と総有);第2部 共有入会権の実質化に向けて(表題部所有者不明土地適正化法と入会権;入会権と登記);第3部 入会林野近代化法の帰結と領域団体への再帰(入会林野近代化法のこれまでと現在;生産森林組合の歩みと現局面;認可地縁団体化の進展とその法的論点);第4部 現代日本の新たな共有地問題―アンチ・コモンズと負の共有地(多数共有者型アンチ・コモンズ問題の構図;入会慣習の消滅と負の共有地問題;入会権条文改正案);付録
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061614-0   4-00-061614-5
書誌番号 1122094192

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