『街とその不確かな壁』まで --
吉田春生 /著   -- 彩流社 -- 2023.11 -- 19cm -- 258p

資料詳細

タイトル 村上春樹の現在地
副書名 『街とその不確かな壁』まで
著者名等 吉田春生 /著  
出版 彩流社 2023.11
大きさ等 19cm 258p
分類 910.268
個人件名 村上 春樹(1949-)
注記 文献あり
著者紹介 1947年、名古屋市生まれ。大学卒業後、旅行会社に約20年間勤務。専門学校の非常勤講師を経て、2000年より鹿児島国際大学専任教員、2016年に経済学部教授で定年退職。現在は名古屋市在住。著作に『パッケージツアーの文化誌』(草思社)他がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 『風の歌を聴け』で鮮烈なデビューを果たした村上春樹は、『ノルウェイの森』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で青春小説の頂点に達した。その後、傾倒していった怪奇な場面を描くダークファンタジーの世界とは何であったのかを徹底究明する。
要旨 引き裂かれた村上春樹―文学とダークファンタジー。『ノルウェイの森』などで青春小説の頂点に達した村上は、その後、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』などの怪奇な場面を描くダークファンタジーの世界へと傾斜していった。新作『街とその不確かな壁』は村上ワールドに変化の兆しが見られる。これから彼は何処へ向かうのか!
目次 川本三郎の書評を読む;第1部 文学としての村上春樹(剽窃とスポンテニアス―村上春樹の方法;幻視から幻想世界へ―転換点としての『ダンス・ダンス・ダンス』、そして『ねじまき鳥クロニクル』へ;『ノルウェイの森』の系譜―源流としての『街と、その不確かな壁』から『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』まで);第2部 エンターテインメントとしての村上春樹(ダークファンタジーとしての『ねじまき鳥クロニクル』;『海辺のカフカ』について);結局、村上春樹とはどのような作家なのか;補論 『街とその不確かな壁』が明らかにしたこと
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-2939-1   4-7791-2939-7
書誌番号 1122094796

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