「私」のうつわの物語 -- 増補 -- 平凡社ライブラリー --
西川祐子 /著   -- 平凡社 -- 2023.11 -- 16cm -- 494p

資料詳細

タイトル 借家と持ち家の文学史
副書名 「私」のうつわの物語
版情報 増補
シリーズ名 平凡社ライブラリー
著者名等 西川祐子 /著  
出版 平凡社 2023.11
大きさ等 16cm 494p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後 , 住宅-文学上
注記 初版:三省堂 1998年刊
著者紹介 1937年東京生まれ。京都大学大学院博士課程修了。パリ大学大学博士。日本とフランスの近・現代文学研究、女性史、ジェンダー論専攻。著書に、『古都の占領―生活史からみる京都1945-1952』(平凡社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 小説には、家制度の解体から核家族化を経て、一人暮らしが激増する現代までの「家」や「家族」、そして、その時の「私たち」が、何を感じ、望み、考えてきたのかが、繰り返し描かれてきた。明治から令和までの小説群を「家」で読み解いていく。
要旨 明治から令和までに書かれた大量の小説群を、「一冊の大河小説」として読む、破天荒な試み。小説には、家制度の解体から核家族化を経て、一人暮らしが激増する現在までの「家」や「家族」、そして、その時の「私たち」が、何を感じ、望み、考えてきたのかが、繰り返し描かれてきた。戦争やパンデミックで孤立や分断が進むいま、小説は「私たち」の、どんな苦悩と希望を映すのか。世界文学へと続く、十二作品の論考を増補。
目次 第1章 借家の文学史;第2章 生きられた家・描かれた家(家族の家の時代;部屋の時代;離合集散の時代);第3章 持ち家と部屋の文学史(ドールズ・ハウスの舞台 建築の様式と小説の様式―継承と変化;小島信夫「うるわしき日々」―最後の「父の家」小説;津島佑子「風よ、空駆ける風よ」―「母の家」小説の変化;漂流する部屋―「居場所」探しの冒険物語);第4章 文学は、大河から海へ向かう(黒川創「かもめの日」;岸政彦「図書室」、「リリアン」;白尾悠「サード・キッチン」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-76956-2   4-582-76956-X
書誌番号 1122095156
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122095156

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