松村友視 /著   -- インスクリプト -- 2023.10 -- 20cm -- 371p

資料詳細

タイトル 鏡花文学の流域
著者名等 松村友視 /著  
出版 インスクリプト 2023.10
大きさ等 20cm 371p
分類 910.268
個人件名 泉 鏡花
注記 索引あり
著者紹介 1951年生まれ。慶應義塾大学文学部教授、同大学大学院文学研究科教授を経て、現在、慶應義塾大学名誉教授。専攻は近代日本文学。単著に『近代文学の認識風景』(インスクリプト)、編著に『作家の随想3 泉鏡花』(日本図書センター)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:鏡花初期作品の執筆時期について. 「義血侠血」の変容. 泉鏡花と印度哲学の接点. 〈個的神話〉への意志. 「化鳥」〈母なるもの〉の原理. 見返す女たち. 春昼. 「婦系図」の背景. 歌行燈. 浅野川水系の物語
内容紹介 鏡花の〈幻想〉に、同時代の認識体系を拒絶して、現実から解き放たれた〈非在〉の領域において自律する魂への希求を見出し、その批評性を掬い出す。精緻な読解に支えられた、鏡花世界の本源を探る論集。
要旨 作品に結ばれる世界像の論理と構造の根柢をなす“認識風景”への問い。鏡花の“幻想”に、同時代の認識体系を拒絶して、現実から解き放たれた“非在”の領域において自律する魂への希求を見出し、その批評性を掬い出す。精緻な読解に支えられた鏡花論集。
目次 第1部 鏡花文学の起点(鏡花初期作品の執筆時期について―「白鬼女物語」を中心に;「義血〓血」の変容―紅葉改作をめぐって);第2部 鏡花文学の世界図(泉鏡花と印度哲学の接点;“個的神話”への意志;「化鳥」“母なるもの”の原理 ほか);第3部 作品の諸相(「春昼」記号のゆくえ;「婦系図」の背景―“静岡”という場所;「歌行燈」交響する“物語” ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-900997-97-4   4-900997-97-8
書誌番号 1122095453

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