人種化された身体の現象学 --
ヘレン・ンゴ /著, 小手川正二郎 /訳, 酒井麻依子 /訳, 野々村伊純 /訳   -- 青土社 -- 2023.11 -- 19cm -- 345,12p

資料詳細

タイトル 人種差別の習慣
副書名 人種化された身体の現象学
著者名等 ヘレン・ンゴ /著, 小手川正二郎 /訳, 酒井麻依子 /訳, 野々村伊純 /訳  
出版 青土社 2023.11
大きさ等 19cm 345,12p
分類 316.8
件名 人種差別 , 現象学
個人件名 メルロ・ポンティ,モリス
注記 原タイトル:THE HABITS OF RACISM
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ヘレン・ンゴ】中国系ベトナム人難民の娘としてオーストラリアで育ち、ニューヨークのストーニーブルック大学にて哲学博士号を取得。現在、ディーキン大学(メルボルン/ナーム)で特別研究員をしながら哲学を教えている。専門は、現象学、批判的人種哲学、フェミニスト哲学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 誰もが意図せずに行ってしまう/向けられている可能性を孕む「習慣的な人種差別」。メルロ=ポンティの現象学に軸を据えながら、差別する・される身体の多様なありようを明らかにする。マジョリティのまなざしを捉え直すための1冊。
要旨 日常に織り込まれた差別とは。差別を体現する行動や仕草は、日常生活に知らぬ間に入り込んでいる。それは差別される者にしか気づかれない。誰もが意図せずに行ってしまう/向けられている可能性を孕む「習慣的な人種差別」。メルロ=ポンティの現象学に軸を据えながら、差別する・される身体の多様なあり様を明らかにする。マジョリティのまなざしを捉え直すための必読書。
目次 第1章 人種差別の習慣―身体的な仕草、知覚、方向づけ(習慣と習慣的身体;習慣は社会的でありうるのか;慣習的で身体的な仕草や知覚のなかの人種差別;習慣的な人種差別と責任);第2章 人種差別と人種化された身体性の生きられた経験(人種差別と人種化の身体的な経験;白人の身体性と存在論的な膨張性);第3章 不気味さ―人種化された居心地悪い身体(不気味さ(Unheimlichkeit)と人種化された身体;家の多孔性、身体の多孔性;家は必要なのか);第4章 人種差別のまなざし―サルトルの対象存在とメルロ=ポンティの絡み合いとの間で(対他的身体、対象性、人種差別のまなざし;まなざし‐対象の存在論を複雑化すること―目を向けることの様相、見られている自分自身を見ること、そして身体の両義性;メルロ=ポンティの絡み合いと、人権化された身体性における主体―対象の溶解)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7595-8   4-7917-7595-3
書誌番号 1122097013
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122097013

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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鶴見 公開 316 一般書 貸出中 - 2075713536 iLisvirtual
神奈川 公開 316 一般書 貸出中 - 2075713552 iLisvirtual