思想的課題としての彫刻 --
小田原のどか /著   -- 青土社 -- 2023.11 -- 20cm -- 613p

資料詳細

タイトル モニュメント原論
副書名 思想的課題としての彫刻
著者名等 小田原のどか /著  
出版 青土社 2023.11
大きさ等 20cm 613p
分類 710.4
件名 彫刻
著者紹介 1985年仙台市生まれ。彫刻制作と並行して、評論活動や展覧会企画を行う。複数の大学で非常勤講師や出版社代表も務める。芸術学博士。著書に『近代を彫刻/超克する』(講談社)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:彫刻という名前. われ記念碑を建立せり. 彫刻の問題. 不可視の記念碑. モニュメント・マスト・フォール?. 彫刻とはなにか. 女性裸体像はいつまで裸であらねばならないのか?. なぜ女性の大彫刻家は現れないのか?. 箱をひらく. 三島由紀夫への手紙. 爆心地の矢印. この国の彫刻のために. 彫刻を見よ. 拒絶から公共彫刻への問いをひらく. 被爆者なき後に. 私はあなたの「アイヌ」ではない. 「過去」との絶え間ない対話のために. 旧多摩聖蹟記念館. ウェブ版「美術手帖」ファイル. 「東京新聞」ファイル. ぐるぐるキョロキョロ展覧会記
内容紹介 彫刻を「思想的課題」と自らに任じ、日本近現代の政治・歴史・教育・芸術そしてジェンダーを再審に付す。問い質されるは、社会の「共同想起」としての彫像。公共空間に立つ為政者の銅像が、なぜ革命・政変時に民衆の手で引き倒される無残な運命に出遭うのか。
要旨 破壊される瞬間に、彫刻はもっとも光り輝く―。彫刻を「思想的課題」と自らに任じ、日本近現代の政治・歴史・教育・芸術そしてジェンダーを再審に付す。問い質されるは、社会の「共同想起」としての彫像。公共空間に立つ為政者の彫像が、なぜ革命・政変時に民衆の手で引き倒される無残な運命に出遭うのか―。画期的かつ根源的な思索の書。
目次 1部 彫刻をめぐって(彫刻という名前;われ記念碑を建立せり―「水俣メモリアル」を再考する;彫刻の問題―加藤典洋、吉本隆明、高村光太郎からの回路をひらく ほか);2部 固有の場所から(爆心地の矢印「長崎」―矢形標柱はなにを示したか;この国の彫刻のために「長崎」;彫刻を見よ「東京」―公共空間の女性裸体像をめぐって ほか);3部 時代との共鳴(ウェブ版「美術手帖」ファイル;「東京新聞」ファイル;ぐるぐるキョロキョロ展覧会記―『芸術新潮』ファイル)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7455-5   4-7917-7455-8
書誌番号 1122097014
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122097014

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 710.4 一般書 利用可 - 2075406307 iLisvirtual