オーストリアのホロコースト --
野村真理 /著   -- 岩波書店 -- 2023.11 -- 20cm -- 234,14p

資料詳細

タイトル ウィーン ユダヤ人が消えた街
副書名 オーストリアのホロコースト
著者名等 野村真理 /著  
出版 岩波書店 2023.11
大きさ等 20cm 234,14p
分類 234.6
件名 オーストリア-歴史 , ユダヤ人 , ホロコースト
注記 欧文タイトル:WIEN EINE STADT,DIE IHRE JUDEN AUSLOSCHTE
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1953年生。一橋大学にて博士(社会学)取得。金沢大学名誉教授。専門は、社会思想史・ヨーロッパ近現代史。著書に『ウィーンのユダヤ人――19世紀末からホロコースト前夜まで』(御茶の水書房、1999年/日本学士院賞受賞)など。訳書に、メンデル・ノイグレッシェル『イディッシュのウィーン』(松籟社、1997年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:オーストリアの反ユダヤ主義. ホロコースト. 二つの顔を持つ国
内容紹介 冷戦後の史料公開や研究の深化により、ホロコーストの「傍観者」=現地社会の加害の面が明らかになった。ユダヤ人の苛烈な追放を可能にしたものは何か。被害と加害のはざまを揺れ動いたオーストリアのホロコーストを、戦後の歴史政策も含めて描き直す。
要旨 ナチ・ドイツの犠牲者か、ホロコーストの協力者か。世紀末ウィーンを支えた一八万人ものユダヤ人社会は、第二次世界大戦が終わった時、消えてなくなっていた。アイヒマンを出世街道に押し上げた「ウィーン・モデル」は、いかにしてかくも苛烈なユダヤ人追放を可能にしたのか。オーストリアにおいて、ホロコーストはいかにして起こり、また、いかにして「克服」されたのか。犠牲と加害のはざまを揺れ動いたオーストリアの近現代史を、戦前の反ユダヤ主義から戦後の歴史政策も含めて描ききる。
目次 第1部 オーストリアの反ユダヤ主義(近代的反ユダヤ主義言説の形成;両大戦間期オーストリアの反ユダヤ主義;ユダヤ人社会の政治的孤立と窮乏化);第2部 ホロコースト(エクソダス;移住から移送へ);第3部 二つの顔を持つ国(オーストリアの戦後補償;オーストリアの歴史政策)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022245-7   4-00-022245-7
書誌番号 1122097843
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122097843

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