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もう一つのドイツ史 --
ディーター・ランゲヴィーシェ /〔著〕, 飯田芳弘 /訳   -- みすず書房 -- 2023.11 -- 20cm -- 211,14p

資料詳細

タイトル 統一国家なき国民
副書名 もう一つのドイツ史
著者名等 ディーター・ランゲヴィーシェ /〔著〕, 飯田芳弘 /訳  
出版 みすず書房 2023.11
大きさ等 20cm 211,14p
分類 234
件名 ドイツ-歴史
注記 原タイトル:VOM VIELSTAATLICHEN REICH ZUM FODERATIVEN BUNDESSTAAT
注記 文献あり
著者紹介 【ディーター・ランゲヴィーシェ】1943年オーストリアのマリアツェル生まれ。ヴュルツブルク大学で博士と教授資格の学位を得た後、ハンブルク大学の近代史担当教授を経て、1985年にテュービンゲン大学の近現代史正教授に就任、2008年まで同職を務めた。研究対象は広くドイツとヨーロッパに近現代史に及ぶ。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ヴェーラー、ヴィンクラー、ニッパーダイによる三大通史への対抗構想。統一国家なき国民の一体感こそがドイツ史の特質であり、それは神聖ローマ帝国の連邦主義につながる。ドイツ史研究の最前線を凝縮した書に、詳細な訳注と解説を付す。
要旨 ドイツは統一国家の建設が遅れたため国民意識の醸成も遅れ、ゆえにドイツ人は「遅れてきた国民」と呼ばれてきた。それは、ヨーロッパ諸国の歴史は国民国家の建設に向かって進んでいたという長らく主流の座にある歴史理解に基づいている。しかし、それは本当に適切なのだろうか?本書はニッパーダイ(「初めにナポレオンがいた」)、ヴェーラー(「初めには何の革命もなかった」)、ヴィンクラー(「初めにあったのは帝国であった」)による三大通史への対抗構想。統一国家なき国民の一体感こそがドイツ史の伝統であり、それは神聖ローマ帝国の連邦主義に発する―ドイツ史研究の最前線を凝縮した小著に、比較政治学の視座から現代ヨーロッパ史に取り組んできた研究者による詳細な訳注と解説を付す。
目次 1 国民国家はドイツ史の目的だったのか―ヨーロッパ的視野から現在の国民の物語を見直す;2 帝国と多国家性と連邦主義―中世から一八七一年までのドイツ史の基本型;3 ドイツ国民の一体性―一九世紀におけるさまざまな考え方;4 一八七一年以降の国民と国民国家;5 展望
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09657-3   4-622-09657-9
書誌番号 1122098364
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122098364

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神奈川 公開 Map 234 一般書 利用可 - 2075600642 iLisvirtual