何が独裁と民主を分けるのか? --
デイヴィッド・スタサヴェージ /〔著〕, 立木勝 /訳   -- みすず書房 -- 2023.11 -- 20cm -- 370,97p

資料詳細

タイトル 民主主義の人類史
副書名 何が独裁と民主を分けるのか?
著者名等 デイヴィッド・スタサヴェージ /〔著〕, 立木勝 /訳  
出版 みすず書房 2023.11
大きさ等 20cm 370,97p
分類 311.7
件名 民主主義-歴史
注記 原タイトル:THE DECLINE AND RISE OF DEMOCRACY
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【デイヴィッド・スタサヴェージ】ニューヨーク大学社会科学ディーン、および政治学部ジュリアス・シルヴァー教授。同大学のロースクールおよび歴史学部にも所属している。民主主義、不平等、税制などについて多数の論文がある。邦訳書『金持ち課税』(共著、立木勝訳、みすず書房、2018)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ニューロン族や中央アフリカなどの初期デモクラシー(民主)を、古代中国、メソポタミア、アステカのオートクラシー(専制)と比較し、民主主義が生き残る条件を探求。人類学的スケールで民主主義の変貌を定量的に分析し、デモクラシーの未来をも描き出す。
要旨 「わたしたちが今どこにいて、これからどこへ向かうのかを理解するためには、視界を広げてデモクラシーのディープ・ヒストリーdeep historyに目を向ける必要がある…わたしが疑問に思ったのは、なぜヨーロッパは中国や中東と比べて根本的に異なる政治軌道をたどってきたのか、ということだった…皮肉なことだが、ヨーロッパの後進性こそが、近代デモクラシーの起こる基盤となったのである…」ヒューロン族や中央アフリカなどの初期デモクラシー(民主)を、古代中国、メソポタミア、アステカのオートクラシー(専制)と比較することで、民主主義が生き残る条件を探究。さらには、なぜ初期デモクラシーがアングロ‐アメリカにおいて近代デモクラシーに変質したのかを明らかにする。壮大な人類学的スケールで民主主義の変貌を定量的に分析し、デモクラシーの未来をも描き出す。
目次 第1部 初期デモクラシー(「民衆による支配」の起源;初期デモクラシーは広範に存在した;弱い国家はデモクラシーを引き継いだ;テクノロジーがデモクラシーを蝕むとき);第2部 分岐(ヨーロッパでの代議制の発達;官僚機構による代替としての中国;どのようにしてデモクラシーはイスラム世界から消えたのか;デモクラシーと長期的な経済発展;なぜイングランドは違っていたのか;アメリカのデモクラシー、そして奴隷制;近代デモクラシーの広がり;デモクラシーの実験は続く)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09659-7   4-622-09659-5
書誌番号 1122098365

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 311.7 一般書 回送中 - 2075601908 iLisvirtual
瀬谷 公開 311 一般書 予約受取待 - 2075448336 iLisvirtual