フェイ・バウンド・アルバーティ /〔著〕, 神崎朗子 /訳   -- みすず書房 -- 2023.11 -- 20cm -- 284,36p

資料詳細

タイトル 私たちはいつから「孤独」になったのか
著者名等 フェイ・バウンド・アルバーティ /〔著〕, 神崎朗子 /訳  
出版 みすず書房 2023.11
大きさ等 20cm 284,36p
分類 141.6
件名 孤独
注記 原タイトル:A BIOGRAPHY OF LONELINESS
注記 文献あり
著者紹介 【フェイ・バウンド・アルバーティ】1971年生まれ。文化史家。ロンドン大学キングス・カレッジ近現代史教授。専門はジェンダー、感情史、医学史。歴史学博士(ヨーク大学)。イギリス初の感情史専門の研究所であるロンドン大学クイーン・メアリー感情史センターの創立メンバーの一人。ヨーク大学等でも教鞭をとる。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 孤独とは、個人主義が台頭し、包摂性が低く共同性の薄れた社会が形成される、その亀裂のなかで顕在化した感情群である。漠然とした不安にも、孤独をめぐるさまざまな言説にもふりまわされずに、孤独に向き合うための手がかりとなる1冊。
要旨 “21世紀の疫病”と呼ばれ、社会的解決が叫ばれる「孤独」。対処の第一歩となるのは、それが人間の本質的条件であるという見方を疑うことである。ネガティブな欠乏感としての「孤独」が近代において誕生し、複雑な感情群となるその歴史をひもとく。
目次 序論 「近代の疫病」としての孤独;第1章 「ワンリネス」から「ロンリネス」へ―近代的感情の誕生;第2章 「血液の病気」?―シルヴィア・プラスの慢性的な孤独;第3章 孤独と欠乏―『嵐が丘』と『トワイライト』にみるロマンチック・ラブ;第4章 寡婦/寡夫の生活と喪失―トマス・ターナーからウィンザーの寡婦まで;第5章 インスタ憂うつ?―ソーシャルメディアとオンラインコミュニティーの形成;第6章 「カチカチと音を立てる時限爆弾」?―老後の孤独を見つめ直す;第7章 宿なし、根なし―「ホーム」と呼べる場所がないということ;第8章 飢えを満たす―物質性と孤独な身体;第9章 孤独な雲と空っぽの器―孤独が贈り物であるとき;結論 新自由主義の時代における孤独の再定義
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09655-9   4-622-09655-2
書誌番号 1122098605
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122098605

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 141.6 一般書 貸出中 - 2075454603 iLisvirtual
鶴見 公開 141 一般書 予約受取待 - 2075546214 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 141 一般書 貸出中 - 2076281435 iLisvirtual