アニミズム系文化圏の日本 --
工藤隆 /著   -- 三弥井書店 -- 2023.10 -- 21cm -- 292,10p

資料詳細

タイトル アジアの中の伊勢神宮
副書名 アニミズム系文化圏の日本
著者名等 工藤隆 /著  
出版 三弥井書店 2023.10
大きさ等 21cm 292,10p
分類 175.8
件名 伊勢神宮
注記 索引あり
著者紹介 1942年、栃木県に生まれる。1966年東京大学経済学部経済学科卒業、1968年早稲田大学大学院文学研究所(演劇専修)修士課程修了、1978年同博士課程単位取得退学。1987年より大東文化大学文学部専任講師、助教授、教授を歴任。1995年、中国雲南省雲南民族学院・雲南省民族研究所客員研究員、現在、大東文化大学名誉教授・一般社団法人アジア民族文化学会理事。専攻は日本古代文学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:アジア基層文化からみた記紀天皇系譜. アジア基層文化と古代日本. 大嘗祭と天皇制. アジアの中の伊勢神宮. 中国雲南省ワ〈〓〉族文化調査報告. 長江流域文化圏の中のヤマト・オキナワ文化. アニミズム系社会の言語表現文化が〈文学大系〉にまで上昇した. 琉球独立論をめぐって. 天皇論の再構築を
要旨 伊勢神宮の本質を、東・南アジア文化圏のヤマト文化から鳥瞰。文化人類学の視点を導入した新たな古代古典学によって古事記・万葉集・日本像・天皇祭祀をとらえ直す。
目次 アジア基層文化からみた記紀天皇系譜―女性・女系天皇と皇位継承(天皇論、記紀天皇系譜論、皇位継承論の前提;“伝統”“源流”の中身の確認;記紀天皇系譜に残る女性始祖、女系継承の痕跡;文献史料以前に迫るモデル理論;母系系譜と父系系譜の交錯;弥生・古墳時代以来の女性リーダーたち);アジア基層文化と古代日本(過去像からのアイデンティティー;原型的文化の側から“古代”をとらえ直す;古代文学の古層の言語表現に迫る;古事記・万葉集・伊勢神宮・大嘗祭・天皇系譜の古層;アジア鵜飼文化圏と古代日本);大嘗祭と天皇制(大日本帝国憲法・旧皇室典範と天皇制;日本国憲法・新皇室典範と天皇制;大嘗祭の源流;天皇霊の問題;天武・持統政権―日本的統治機構のスタート;大宝律令に見る天皇祭祀の基本構造;天武・持統期に大嘗祭の本格的整備が開始された;“古代の近代化”の反作用としての「古」への回帰);アジアの中の伊勢神宮―聖化された穀物倉庫(「鏡(ご神体)」は非“ヤマト的なるもの”;ヤマトの「古」への強い意志を示した正殿建築;出雲大社本殿は“混ぜ合わせ(ハイブリッド)建築”;正殿建築は長江流域文化圏に属していた;ムラ段階・クニ段階・国家段階の柱信仰と木曳き;高床式・千木・棟持柱の原型;千木と堅魚木;記紀・祝詞と千木・堅魚木);中国雲南省ワ(〓)族文化調査報告
ISBN(13)、ISBN 978-4-8382-3411-0   4-8382-3411-2
書誌番号 1122098767
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122098767

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 175.8 一般書 利用可 - 2075445949 iLisvirtual