田中聡 /著   -- 亜紀書房 -- 2023.12 -- 20cm -- 223p

資料詳細

タイトル 身の維新
著者名等 田中聡 /著  
出版 亜紀書房 2023.12
大きさ等 20cm 223p
分類 490.21
件名 医学-日本-歴史-江戸末期 , 医師-日本-歴史-江戸末期 , 明治維新
注記 文献あり
著者紹介 1962年富山県生まれ。富山大学人文学部卒業。同大学文学専攻科修了。「歴史と身体」についての関心を中心としつつ、様々な角度からのノンフィクションを著している。著書に、『健康法と癒しの社会史』(青弓社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 幕末の動乱のなか、医師たちはその時々の情勢、自らの信じるもののために闘った。幕府側=漢方、新政府=西洋医学。そのような単純な対立では語れない。幕末の和方医、漢方医、蘭方医の群像を描く骨太の歴史ノンフィクション。
要旨 「古医道」を確立した権田直助、倒幕の志士となり、岩倉具視のスパイとなった。浅田宗伯はのちの大正天皇を救ったカリスマ漢方医。明治期も町の人々を無料で治療し続けた。幕臣・蘭学医、松本良順は、戊辰戦争で負傷者を治療。軍医という概念をはじめて持った人。西洋医・相良知安は、新政府でドイツ医学を採用させた立役者。最後は易者として貧民街に生きた。幕末の動乱のなか、医師たちはその時々の情勢、自らの信じるもののために闘った。幕府側=漢方、新政府=西洋医学―そのような単純な対立では語れない。幕末の和方医、漢方医、蘭方医の群像を描く骨太の歴史ノンフィクション。
目次 第1章 国を治す戦へ(古の医道を求めて;すべての医薬は皇国から;活きている身の理);第2章 病める国の医師の憂国(医師が国を治すということ;治療としての倒幕;幕府医官の漢蘭対決;薩邸浪士隊、西へ;戦のなかの医師たち);第3章 維新後の医師の闘い(追われゆく医師たち;古医道から国語学へ;漢方医の生存闘争)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7505-1820-6   4-7505-1820-4
書誌番号 1122099766
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122099766

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