普及版 --
川崎保 /著   -- 雄山閣 -- 2023.11 -- 27cm -- 269p

資料詳細

タイトル 「縄文玉製品」の起源の研究
版情報 普及版
著者名等 川崎保 /著  
出版 雄山閣 2023.11
大きさ等 27cm 269p
分類 210.25
件名 玉-日本 , 縄文式文化時代
注記 文献あり 索引あり
注記 布装
著者紹介 1965年、東京都三鷹市生まれ。1982年、同志社大学大学院文学研究科博士課程前期修了。2018年3月、博士(文化史学)。現在、長野県埋蔵文化財センター調査部長、長野大学非常勤講師。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:縄文玉製品概観. 縄文玉製品の起源研究概観. 「玉」の概念について. 〓状耳飾と管玉の出現. 箆状垂飾出現の意義. 〓状耳飾の編年. 「の」字状垂飾と倉輪・松原型装身具セット. 軟玉製品の起源と展開. 玉製品出現直前期との対比. 日本列島の中での玉製品セットの分布と流通. 縄文玉製品の流通と交流について. 縄文時代の墓における玉製品. 理化学的な手法を用いた縄文玉製品の石材同定. 〓状耳飾の製作技術から見た起源と編年研究. 縄文玉製品に見られる製作痕跡. 環日本海地域の中での玉製品の対比. 中国東北・沿海州の玉製品との対比. ロシア極東新石器時代の玉製品の研究. 東アジアの中で見た〓状耳飾の起源と展開. 玉製品の日本列島への伝播経路. 民族誌における〓状耳飾. 玉製品出現の背景. 玉製品から見た「縄文文化」. 他の文化要素との関係. 縄文時代の階層性、性差と玉製品の出現 ほか2編
内容紹介 遺跡から伴出する玉製品をセットとして捉える視点から、〓状耳飾の起源を求めて中国東北地区・ロシア沿海州地域の玉製品に着目する一方、縄文時代早期末~前期初頭における日本列島の玉製品流通広域ネットワークを明らかにする。2018年刊行書の普及版。
要旨 「セット論」から解き明かす玉製品の起源と変遷、分布、伝播系統―。「の」字状垂飾・〓状耳飾・玉斧・棒状垂飾、管玉・小玉・篦状垂飾など遺跡から伴出する玉製品をセットとして捉える視点からその属性の分析を進め、〓状耳飾の起源を求めて中国東北地区・ロシア沿海州地域の玉製品に着目する一方、縄文時代早期末~前期初頭における日本列島の玉製品流通広域ネットワークの出現を明らかにする。
目次 序章 縄文玉製品とはなにか(縄文玉製品概観;縄文玉製品の起源研究概観;「玉」の概念について);第1章 縄文玉製品の起源と展開(〓状耳飾と管玉の出現―縄文玉製品出現期の様相その1;篦状垂飾出現の意義―縄文玉製品出現期の様相その2;〓状耳飾の編年―縄文玉製品の展開その1;「の」字状垂飾と倉輪・松原型装身具セット―縄文玉製品の展開その2;軟玉製品の起源と展開―縄文玉製品の展開その3);第2章 縄文玉製品の諸相(玉製品出現直前期との対比―異形部分磨製石器を中心に;日本列島の中での玉製品セットの分布と流通;縄文玉製品の流通と交流について―三内丸山遺跡出土資料の分析;縄文時代の墓における玉製品;理化学的な手法を用いた縄文玉製品の石材同定;〓状耳飾の製作技術から見た起源と編年研究;縄文玉製品に見られる製作痕跡);第3章 日本列島周辺との対比と研究(環日本海地域の中での玉製品の対比;中国東北・沿海州の玉製品との対比;ロシア極東新石器時代の玉製品の研究―チョールタヴィ・ヴァロータ洞穴の土器、装身具および骨角器について;東アジアの中で見た〓状耳飾の起源と展開;玉製品の日本列島への伝播経路;民族誌における〓状耳飾―アジア・太平洋地域);終章 縄文文化の中での玉製品の位置づけ(玉製品出現の背景;玉製品から見た「縄文文化」;他の文化要素との関係;縄文時代の階層性、性差と玉製品の出現;枠組みとしての「縄文文化」へのアプローチ);付論 近年の研究動向
ISBN(13)、ISBN 978-4-639-02948-9   4-639-02948-9
書誌番号 1122100210
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122100210

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