近現代史の時空から --
水野博子 /編, 川喜田敦子 /編   -- 山川出版社 -- 2023.11 -- 22cm -- 305p

資料詳細

タイトル ドイツ国民の境界
副書名 近現代史の時空から
著者名等 水野博子 /編, 川喜田敦子 /編  
出版 山川出版社 2023.11
大きさ等 22cm 305p
分類 234.05
件名 ドイツ-歴史-近代
著者紹介 【水野博子】1970年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中途退学。オーストリア・グラーツ大学精神科学部博士課程修了、Dr.phil.(歴史学)。現在、明治大学文学部教授。主要著作:『教養のための現代史入門』(小澤卓也・田中聡・水野博子編著、ミネルヴァ書房、2015)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:市民社会の境界 山根徹也著. 「ふさわしい貧者/ふさわしくない貧者」の概念史 平松英人著. 「赦し」から「予防」へ 佐藤公紀著. ヴァイマル末期における「赤い伯爵」と労働者世界 今井宏昌著. 「人種」と「民族」のルーツを探る 磯部裕幸著. スイスにおけるユダヤ人の国民意識 穐山洋子著. 褐色のウィーン 水野博子著. 「帰国」するドイツ人 伊東直美著. 移動する人々と国民の輪郭 川喜田敦子著. 東ドイツという境界 伊豆田俊輔著. 空襲記憶に見る越境的な想起文化 柳原伸洋著. ドイツの刑事警察・犯罪学とシンティ パトリック・ヴァーグナー著 猪狩弘美訳 石田勇治訳
内容紹介 「ドイツ」とは何か。「ドイツ国民」とは誰か。その答えは、歴史のなかでどのように決まり、また変わってきたのか。革命・世界大戦・ナチズムなどドイツ語圏の激動の時代を「国民の境界」という観点から考察する。
目次 第1部 社会的差異の近代(市民社会の境界―三月前期ドイツにおける「プロレタリア」言説から;「ふさわしい貧者/ふさわしくない貧者」の概念史―一九世紀前半の「社会問題」にみられるキリスト教的規範と市民的規範;「赦し」から「予防」へ―近代ドイツにおける釈放者扶助の変容;ヴァイマル末期における「赤い伯爵」と労働者世界―『下からのドイツ』をめぐって);第2部 分断と排除の人種空間(「人種」と「民族」のルーツを探る―ドイツにおける人類学および考古学の誕生;スイスにおけるユダヤ人の国民意識―「同化」の解釈とシオニズムへの対応;褐色のウィーン―“人種・ネイション”期のユダヤ迫害と“生”の歴史);第3部 変容するドイツ/ドイツ人(「帰国」するドイツ人―第一次世界大戦下の東欧支配の論理とドイツ人意識の可塑性;移動する人々と国民の輪郭―占領期から西ドイツへ;東ドイツという境界―「ナショナル・コミュニスト」としてのヴォルフガング・ハーリヒ;空襲記憶に見る越境的な想起文化―ギルヒング空襲記念碑を手がかりに);特論 ドイツの刑事警察・犯罪学とシンティ―二〇世紀におけるエスニック・マイノリティの発見、捕捉そして迫害
ISBN(13)、ISBN 978-4-634-67258-1   4-634-67258-8
書誌番号 1122100549

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