「十番目のミューズ」の未来 --
片岡大右 /著   -- 晶文社 -- 2023.11 -- 19cm -- 406p

資料詳細

タイトル 批評と生きること
副書名 「十番目のミューズ」の未来
著者名等 片岡大右 /著  
出版 晶文社 2023.11
大きさ等 19cm 406p
分類 901.4
件名 文芸批評
注記 欧文タイトル:Critique et vie
著者紹介 1974年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。批評家。専門は社会思想史・フランス文学。単著に『小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか――現代の災い「インフォデミック」を考える』(集英社新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:未来を開く. 魔神は瓶に戻せない. デヴィッド・グレーバーを追悼する. 「神秘的な、楽しい未来」に向けて. 懐疑的に、けれど「とりあえず信じること」. デヴィッド・グレーバーの人類学と進化論. 愛とともに読まれるべき美しい書物/デヴィッド・グレーバー『負債論』. 「惑星的ミサ」のあとで. 多様性と階級をめぐる二重の困難. 『鬼滅の刃』とエンパシーの帝国. マキァヴェッリの精神とフェミニズム的モチーフ. 「世界を革命する力」はどこにあるのか/松田青子『持続可能な魂の利用』. 『源氏物語』、女性性、近代. 金井姉妹の新しい桃色の本. 中絶合法化と新しい優生学. 批判の運命と新たな労働編成. リュック・ボルタンスキー『批判について』はどのような書物か. 社会的なものの問い. 「ユルム街の師」から何が残るのか?. メルティング・ポットとしての〈共和国〉?. 〈黄色いベスト〉と民主主義の未来. 緊縮の中枢からガラパゴスへの旅. 加藤周一と三島由紀夫. アジアの複数性をめぐる問い. 蜘蛛の策略の世紀は今なお続いているのだろうか ほか2編
内容紹介 思想、哲学、文学からドラマ、アニメまで、幅広いフィールドで言論活動を続けてきた片岡大右の評論集。「批評」と「生きること」の関係を再定義・再構築することを試みる。
要旨 思想、哲学、文学からドラマ、アニメまで、幅広いフィールドで言論活動を続けてきた著者の、初の本格評論集。デヴィッド・グレーバーの翻訳・紹介者として、社会思想、フランス文学の研究者として、そしてポピュラーカルチャーの良き享受者としての活動の集大成にして、「批評と生きること」を再定義する野心的な試み。
目次 第1部 デヴィッド・グレーバーを読む(未来を開く―デヴィッド・グレーバーを読む;「魔神は瓶に戻せない」―デヴィッド・グレーバー、コロナ禍を語る ほか);第2部 作品とともに生きるための批評(「惑星的ミサ」のあとで―『ゲーム・オブ・スローンズ』覚え書き;多様性と階級をめぐる二重の困難―HBO版『ウォッチメン』とそのコンテクスト ほか);第3部 批評/批判と社会的なもの(中絶合法化と新しい優生学―取り替え可能性と単独性のあいだの胎児と人間/リュック・ボルタンスキー『胎児の条件』;批判の運命と新たな労働編成―ボルタンスキー&シャペロ『資本主義の新たな精神』とその周辺 ほか);第4部 日本とアジアをめぐる問い(緊縮の中枢からガラパゴスへの旅―ブレイディみかこ『THIS IS JAPAN』;加藤周一と三島由紀夫;アジアの複数性をめぐる問い―加藤周一、ホー・ツーニェン、ユク・ホイの仕事をめぐって);第5部 歴史のなかの生(蜘蛛の策略の世紀は今なお続いているのだろうか―ベルナルド・ベルトルッチ監督『暗殺のオペラ』再上映に寄せて;「世の中の裂け目」はいつだって開く―小沢健二が帰ってきた;人生の時間とその後―展覧会「クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime」に寄せて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7949-7395-5   4-7949-7395-0
書誌番号 1122100566

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