児童文化と軍事思想 --
サビーネ・フリューシュトゥック /著, 中村江里 /訳, 箕輪理美 /訳, 嶽本新奈 /訳   -- 人文書院 -- 2023.11 -- 20cm -- 340p

資料詳細

タイトル 「戦争ごっこ」の近現代史
副書名 児童文化と軍事思想
著者名等 サビーネ・フリューシュトゥック /著, 中村江里 /訳, 箕輪理美 /訳, 嶽本新奈 /訳  
出版 人文書院 2023.11
大きさ等 20cm 340p
分類 367.61
件名 児童文化-日本-歴史-明治以後 , 軍事-日本-歴史-明治以後
注記 原タイトル:Playing War
注記 文献あり
著者紹介 【サビーネ・フリューシュトゥック】1965年生まれ。ウィーン大学大学院博士課程修了。博士(日本社会学)。カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授。専門は近現代日本文化研究。主要編著に、Gender and Sexuality in Modern Japan (Cambridge University Press、2022)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 軍事大衆文化のなかで動員される子どものイメージはいかなるものであったのか。子どもや子ども時代が、いかに象徴的なものとして構造化され軍国主義への強力な修辞の道具として機能してきたかを検証する。
要旨 本書では、近現代日本における軍国主義と平和化の過程で、権力者が子どもをどのように利用してきたかが描き出されている。著者が提唱する「感情資本」とは、大人が子どもに対して持つべき感情とともに、子どもに帰属する感情のことであるが、このような「感情資本」は、日本の日清・日露の戦争勝利、太平洋戦争、連合国による日本占領、そして現代の世界的な平和創造へ決定的な役割を果たしてきた。絵本や地図、広告ポスターなどさまざまな図像を示しながら鋭く迫る。
目次 序章 傷つきやすさの仮説;第1部 戦争ごっこ(陣取りゲーム;紙の戦争);第2部 戦争のイメージ(無邪気さという道徳的権威;戦争をクィアする);終章 ピンク色の赤ちゃんのルール
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-52091-8   4-409-52091-1
書誌番号 1122101732
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122101732

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