有富純也 /編, 佐藤雄基 /編   -- 思文閣出版 -- 2023.11 -- 21cm -- 387,9p

資料詳細

タイトル 摂関・院政期研究を読みなおす
著者名等 有富純也 /編, 佐藤雄基 /編  
出版 思文閣出版 2023.11
大きさ等 21cm 387,9p
分類 210.37
件名 日本-歴史-平安時代 , 日本-歴史-鎌倉時代
注記 索引あり
著者紹介 【有富純也】1974年生。東京大学大学院人文社会系研究家博士課程修了。博士(文学)。成蹊大学文学部教授。著書『日本古代国家と支配理念』(東京大学出版会、2009年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:平安中後期の国家財政 神戸航介著. 古代の集落は消滅したのか 有富純也著. 荘園制成立史研究と摂関期の荘園研究 手嶋大侑著. 「本所法」とは何だったのか 佐藤雄基著. 治承・寿永の内乱から生まれた鎌倉幕府 木下竜馬著. 摂関・院政期仏教と東アジア 手島崇裕著. 「国風文化」はいかに論じられてきたか 小塩慶著. 天皇の二面性とその分化明確化過程 井上正望著. 摂関家はいかなる権力であるか 海上貴彦著. 摂関・院政期の女房と女官 岡島陽子著. 技能官人編成試論 鈴木蒼著. 武士成立史研究の成果と課題 藤田佳希著. 中世的身分のはじまり 金玄耿著
内容紹介 摂関・院政期研究の現在を知るには何を読んだらよいのか。古代・中世を専門とする中堅・若手の研究者が、それぞれの専門から研究史を振り返り、混沌とした研究状況を整理して、研究の最前線と展望を示す。
要旨 摂関・院政期研究の現在を知るには何を読んだらよいのだろう?摂関・院政期は、戦後歴史学において古代から中世への移行期として注目され、双方の研究者が各自の立場から研究を蓄積してきた。しかし、近年は両者の対話が十分にできておらず、議論が深まっていないのではないか。それゆえ、何が最新の研究成果で、どこに議論の余地があるのか、外からは見えにくくなっている。こうした問題意識のもと、古代・中世を専門とする中堅・若手の研究者が、それぞれの専門から研究史を振り返り、混沌とした研究状況を整理して、研究の最前線と展望を示す。
目次 総論;第1部 社会・国家の変化(平安中後期の国家財政;古代の集落は消滅したのか;荘園制成立史研究と摂関期の荘園研究;「本所法」とは何だったのか―院政期と鎌倉期とのあいだ;治承・寿永の内乱から生まれた鎌倉幕府―その謙抑性の起源);第2部 東アジアと政治文化(摂関・院政期仏教と東アジア;「国風文化」はいかに論じられてきたか;天皇の二面性とその分化明確化過程);第3部 貴族社会と新たな身分(摂関家はいかなる権力であるか―院政期の「権門」と「家」;摂関・院政期の女房と女官―階層秩序を中心に;技能官人編成試論―「官司請負制」以後;武士成立史研究の成果と課題;中世的身分のはじまり―種姓観念と家格)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7842-2066-3   4-7842-2066-6
書誌番号 1122102041

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.37 一般書 利用可 - 2075565251 iLisvirtual