河出文庫 -- 古典新訳コレクション
小池昌代 /訳   -- 河出書房新社 -- 2023.12 -- 15cm -- 250p

資料詳細

タイトル 百人一首
シリーズ名 河出文庫 古典新訳コレクション
著者名等 小池昌代 /訳  
出版 河出書房新社 2023.12
大きさ等 15cm 250p
分類 911.147
注記 文献あり
注記 底本:日本文学全集 02(2015年刊)
内容紹介 恋に歓び、別れを嘆き、花鳥風月を愛で、人生の無常を憂う…。歌人百人の秀歌を一首ずつ選び編まれた『百人一首』。小池昌代による現代詩訳と鑑賞で、今、新たに、百人の「言葉」と「心」を味わう。
要旨 天智天皇から順徳院まで、歌人百人の秀歌を一首ずつ選び編まれ、カルタでもおなじみの歌集「百人一首」。恋に歓び、別れを嘆き、花鳥風月を愛で、人生の無常を憂う…三十一文字に込められた多彩な心と詩情を、小池昌代が詩訳し、解き明かしていく。軽やかに深く和歌の楽しみへといざなう、極上の「百人一首」案内。
目次 秋の田のかりほの庵のとまをあらみわがころもでは露にぬれつつ 天智天皇;春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山 持統天皇;あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む 柿本人麿;田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ 山部赤人;奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき 猿丸大夫;かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける 中納言家持;天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも 安倍仲麿;わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり 喜撰法師;花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に 小野小町;これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関 蟬丸;わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人の釣舟 参議篁;天つ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめむ 僧正遍昭;筑波嶺の峰より落つるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる 陽成院;陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにしわれならなくに 河原左大臣;君がため春の野に出でて若菜つむわが衣手に雪は降りつつ 光孝天皇;立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かば今帰り来む 中納言行平;ちはやぶる神代も聞かず龍田川からくれなゐに水くくるとは 在原業平朝臣;住の江の岸に寄る波よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ 藤原敏行朝臣;難波潟短き蘆のふしの間も逢はでこのよを過ぐしてよとや 伊勢;わびぬれば今はた同じ難波なるみをつくしても逢はむとぞ思ふ 元良親王〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-42023-3   4-309-42023-0
書誌番号 1122102426
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1122102426

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